夜空150 ページ30
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−カラ松side−
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―俺は、病院にいた。
病室のベッドにはAが寝かされている。
2時間くらい前にイヤミから家に連絡が入った。
『綾瀬が倒れたザンス!!』
その時のイヤミもかなり慌てていたみたいだった。
先生に聞いたら疲れか寝不足だと言っていたが...
俺はベッドの近くの椅子に座って、彼女が目覚めるのを待っていた。
あ「...ん、んん...」
すると、彼女が目を覚ました。
カ「A!!!大丈夫か!?」
あ「...」
Aはゆっくり上体を起こす。
カ「よかった...イヤミから連絡をもらって急いで来たんだ。先生に聞いたらなんともないらしいから...
本当によかった。」
あ「...心配してくださって、ありがとうございます。
でも...すみません。
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―お名前、なんでしたっけ？」
彼女の言葉に思わず言葉を失う。
今、なんて言った...?
冗談を言ってるのか?Aは...
カ「お、俺だよ!松野カラ松!!Aと幼馴染で...」
あ「...ごめんなさい、こんなに心配してくれてるのに...
私、忘れっぽくて...」
カ「...」
Aの記憶が、リセット...されたのか？
嘘だ、そんなの嘘だ...!!
あんなに何度も笑いかけてくれて、
たくさん話をしてくれて、
いろんな場所へ行ったのに...
カ「嘘だろ、嘘だって言ってくれ!A...!」
あ「...!やっ...!」
俺が彼女の手を握ろうとすると、Aは怯えるように手を引っ込める。
あ「い、いきなり...なんですか!」
その目は、俺の知らない彼女の目だった。
A...俺たちの思い出は
そんなに簡単に忘れられるものなのかよ？
A...
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ちょっと一週間フレンズ。の要素を混ぜて書いてみました
これからどうなるのでしょう(;_;)
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紗也(プロフ) - 黒兎さん» コメントありがとうございます！頑張ります＼(^o^)／ (2016年1月11日 21時) (
レス) id: 28cc01cac9 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - いいお話ですね！完結できるように頑張ってください！応援してます！ (2016年1月11日 17時) (レス) id: d8946c01dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2016年1月9日 20時
