夜空146 ページ26
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―「お、超可愛いじゃん!!!こんなとこで何してんの？一人？？」
あ「あ、あの...」
「一人なら俺たちと一緒に遊ぼ〜よ〜」
金髪の男がニヤニヤしながら私の手を掴む。
あ「や、やめてください...」
「いいじゃん、一人なら。俺たちと遊ぼ〜」
や、ヤダ怖い...
私は思わず顔を伏せる。
あ「や、やめて...か、カラ松君...!!!」
「...何やってんだ。」
低い声が聞こえ、私はそっと顔を上げる。
あ「...!カラ松君!」
見ると、カラ松君が金髪の男の手を掴み、私の手を離させてくれていた。
カラ松君は今まで見たことないくらい、男に睨みつけている。
「あ？なんだあんた。」
カ「この子は俺の彼女だ。手、出さないでもらえるか？」
か、彼女！？！？
彼の思わぬ発言に思わずドクン...と胸が高鳴る。
「なんだよ、男がいたのかよ...行こうぜ。」
金髪の男はめんどくさそうな顔をし、茶髪の男と去ってしまった。
あ「...か、カラ松君。」
カ「...」
カラ松君は私の方を向き...何も言わずに私をそっと優しく抱きしめる。
あ「へ、え、あ、あの...」
カ「...すまなかった。一人にさせて...怖かっただろう？」
あ「カラ松君...」
少し強く、カラ松君は私を抱きしめる。
あ「...んーん、ありがとう。カラ松君...」
私は彼の胸に顔を埋め、そっと背に手を回す。
私の胸はずっとドクン、ドクン...と高鳴っていた。
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紗也(プロフ) - 黒兎さん» コメントありがとうございます！頑張ります＼(^o^)／ (2016年1月11日 21時) (
レス) id: 28cc01cac9 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - いいお話ですね！完結できるように頑張ってください！応援してます！ (2016年1月11日 17時) (レス) id: d8946c01dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2016年1月9日 20時
