夜空137 ページ17
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−カラ松side−
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―夜、俺たちはみんなでチビ太のところへ来て酒を飲んでいた。
チョ「わあぁぁぁん！！Aちゃーん...！！」
ト「うぐっ...ひっくっ...」
十「わああああ...!うあ゛ぁぁぁ...」
一「泣くなよ、振られたくらいで。」
お「そう言う一松も俺も振られてるけどな。」
みんな酒を飲みながら泣き叫んでいた。
みんなAに振られたらしい。
なぜか...それを知った時ホッとした。
チ「振られるだろ、みんなニートなんだから。」
お「チビ太ー恋は金じゃないよ、中身も大事!!」
一「...カラ松は？」
ト「うぐっ...そうそう...ぐすっ...カラ松兄さんだけ告白してないなんて
なんかずるいよ！」
チ「なんだ、お前だけは告ってねえのか！」
カ「...嗚呼。」
十「ぐすっ...好きなんでしょ？どうして、告白しないの？」
カ「...彼女が本当に好きだから、だからこそ告白しない。」
チョ「...どういうこと？」
俺の言葉に、みんなが俺を見つめる。
カ「...俺は今のままでも十分幸せだ。
Aが笑いかけてくれるだけで...Aと付き合えることになったら、多分今以上に幸せになれる。
だが、そのせいで関係が崩れて彼女の笑顔が見られなくなるのは嫌だ。
俺は...彼女の笑顔を守っていたい。」
お「イタタタタ！！イタイよーカラ松！！」
俺が真剣に語っていると、おそ松は腹を手で押さえる。
カ「...真面目に話してたんだが、おそ松。」
チョ「なるほどね...そんなのちっとも考えてなかった。」
十「...彼女、僕たちと変わらず友達でいてくれるかな...」
カ「いてくれるさ。彼女はそういう子なんだから。」
俺がそう言いみんなに笑いかけると、みんな涙をぬぐい、笑顔を作る。
お「よぉーし！！今日のことは忘れて飲みまくるぞぉぉ！！！」
チ「お前ら、ちゃんとツケも払えよ!バーロー！！」
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紗也(プロフ) - 黒兎さん» コメントありがとうございます！頑張ります＼(^o^)／ (2016年1月11日 21時) (
レス) id: 28cc01cac9 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - いいお話ですね！完結できるように頑張ってください！応援してます！ (2016年1月11日 17時) (レス) id: d8946c01dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2016年1月9日 20時
