夜空136 ページ16
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―もうすっかり夕方になってしまった。
私はその頃、河川敷でおそ松さんと会っていた。
お「俺を呼んだのって...告白の返事?」
おそ松さんは感づいていたみたいで、私は静かに頷く。
あ「...おそ松さん、ごめんなさい。私は...おそ松さんと友達でいたいんです。」
お「...そっか、やっぱりダメか。」
あ「...でも気持ちはすごく嬉しかったです。真剣に考えて...おそ松さんと今のままの関係でいたい。
そう答えが出ました。」
お「...分かった、ありがとう。真剣に考えてくれて...それで一つだけ聞いていいかな?」
あ「...?何ですか?」
お「...カラ松のこと、好きなの?」
おそ松さんの質問に思わず私は目を見開く。
あ「ど、どうして...」
お「なんとなくね。カラ松とA、仲いいじゃん?それに、昔もカラ松とすっごい仲良かったんだよ?二人とも。」
あ「え...」
お「...覚えてる?」
あ「...いいえ。」
お「そっか...」
カラ松君と、私...小さい頃もそんなに仲良かったんだ。
...なんでそんな大事なことも思い出せないんだろう。
お「...で、どうなの?」
あ「...わからないです、でもただ言えるのは...カラ松君といるとすごく安心します。
温かくなります。でも、彼を一人の男性として好きかって言われると...分かりません。」
お「...そっか。ありがとう、教えてくれて!」
おそ松さんは私の髪をわしゃわしゃと撫でる。
お「じゃ、これからも友達でいようぜ。」
あ「...はい。」
おそ松さん、笑ってくれた。
よかった...
お「じゃあ帰ろう。送ってく。」
あ「ありがとうございます。」
私はおそ松さんと一緒に家へ向かって帰っていった。
告白の返事をするのも、すごく体力がいることだって誰かに聞いたことがあったけど...本当に疲れたな。
でも、ちゃんと考えて出した答えだから私は後悔なんてしてなかった。
ありがとう...みなさん。
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まとめておそ松さんたちに告白の返事をするっていうのもありかな?って思ったんですけど
主人公の性格からひとりひとりにちゃんと返したいなって思いこんな形にしてみました!!
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紗也(プロフ) - 黒兎さん» コメントありがとうございます!頑張ります\(^o^)/ (2016年1月11日 21時) (レス) id: 28cc01cac9 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - いいお話ですね!完結できるように頑張ってください!応援してます! (2016年1月11日 17時) (レス) id: d8946c01dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也 | 作成日時:2016年1月9日 20時