夜空135 ページ15
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―「...で、話って?」
私が次に会った相手は、一松君。
スーパーの近くの桜の木の下で待ち合わせをしていた。
ここは、一松君と初めて会った場所だ。
あ「告白の返事...考えたの。」
一「...どうせ俺、振られるんだよね?」
あ「...ごめんなさい。」
一「...いいよ、俺。わかってたし...」
あ「...でも!一松君のこと友達として好きだから...
これからも、友達としていてほしい...」
私がそう言うと、一松君は黙り込む。
あ「...ダメ、かな?一松君。」
一「...あんたがそうしたいなら、それでいいよ。」
あ「一松君。」
一「あんたと関係が壊れずこのまんまでいられるなら、俺はそれでいいよ。」
あ「...ありがとう。」
一松君、ずっと目を合わせてくれなかったけど...そう言ってくれて私は本当に嬉しかった。
じゃあ、俺帰るからと言って一松君は帰っていった。
あ「...」
やっぱり一松君、優しいな...
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紗也(プロフ) - 黒兎さん» コメントありがとうございます!頑張ります\(^o^)/ (2016年1月11日 21時) (レス) id: 28cc01cac9 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - いいお話ですね!完結できるように頑張ってください!応援してます! (2016年1月11日 17時) (レス) id: d8946c01dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也 | 作成日時:2016年1月9日 20時