夜空131 ページ11
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−カラ松side−
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―そして俺たちは蛍を見終わると、Aと一緒に家まで帰った。
あ「...カラ松君。」
すると、Aは立ち止まって俺も立ち止まり、振り返ってAを見つめる。
あ「...ありがとう。」
Aはとびきりの笑顔で、俺にそう言った。
カ「...どういたしまして。」
俺もAを見つめ微笑んだ。
A、俺はAが好きだ。
だけど...
もし俺がこの気持ちを君に伝えてしまうことで、君の笑顔を壊してしまったら...
そんなのは絶対にしたくない。
君を、ずっと大事にしていたい。
俺は君の笑顔を見られるだけで十分だ。
...なんて綺麗事。
本当は、君がずっと俺の傍にいて、俺の隣で笑っていてくれたらいいなって...
君を独占したいってそう思ってる。
だけど...それを願ってしまったら、君はもう笑顔を向けてくれない気がして...
あの時と変わらない笑顔を、俺は守りたい。
だからまだ今は...この想いを俺の中で秘めておくよ。
いつかは、伝えるから...
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紗也(プロフ) - 黒兎さん» コメントありがとうございます！頑張ります＼(^o^)／ (2016年1月11日 21時) (
レス) id: 28cc01cac9 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - いいお話ですね！完結できるように頑張ってください！応援してます！ (2016年1月11日 17時) (レス) id: d8946c01dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2016年1月9日 20時
