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防衛省、応接室にて＿＿＿＿
どうにか烏間 惟臣という人物と話をする機会を得た二人は、彼の部下と思わしき人物に案内され、この部屋で待つよう言われた。
本当に長かった。とアンリはこれまでの苦労を昨日の事のように思い出す。
電話で彼に風間 睡蓮の件でアポを取ろうとしても、「無理だ」「断る」の一点張り。酷い時は名乗っただけでガチャ切りされる時もあった。
しかし、ここで諦めるアンリではない。日本サッカーの未来の為に……というのもあるが、本当はこれ以上絵心からの「ねぇ、まだなの」と言いだけな無言の圧をこれ以上受けたくなかった。
執念というのは恐ろしいものでこれだけ断っても諦めないアンリの意地に、とうとう先方も仕方なしにと折れてくれたのだ。そしてこうして今日話す機会を設けてくれたのだ。
良かった。これで絵心さんの圧から解放される！よくやった私！
心の中で自身を褒めていると、扉が開く音がした。
外からガタイと顔のいい男性と、出てるところは出ていた、引っ込んでいるところは引っ込んでいる金髪美女の外国人が入って来た。
その美しさに見惚れていると横から「アンリちゃん」と声をかけられる。見ると絵心が立っていたので慌ててアンリも立ち上がる。
「初めまして烏間 惟臣。俺は絵心 甚八、んでこっちは…」
「日本フットボール連合職員の帝襟 アンリと申します。あの、烏間さん本日はこのような機会を設けていただき本当にありがとうございます」
「…あぁ、何度も断っても電話がかかってくるから危うくノイローゼになりかけたがな」
笑ってはいるが口角はひくついている。なんなら眉間に皺が寄っていた。
明らかに怒ってますという様子にアンリは罪悪感を抱いたが、こっちもこっちで大変なんです！主に絵心さんの無茶振りに！と心の中で言い訳した。
因みに当の本人はどこ吹く風である。
「それで日本フットボール連合のお二人は睡蓮の何を聞きに来たのかしら？」
突如会話に入ってきたのは金髪美女の外国人。アンリが「えっと…あなたは？」と尋ねると
「私は烏間 イリーナ。隣にいる烏間 惟臣の妻よ」
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黒帽子(プロフ) - マジモンの名無しさん» コメントありがとうございます。はい、名前は固定にしています。 (9月29日 23時) (
レス) id: c6197c58a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒帽子(プロフ) - チエリー・ルミさん» コメントありがとうございます。そうですねなるべく大人の女性に見えるようにとあと色気があるようなキャラにしましたww (9月29日 23時) (レス) id: c6197c58a9 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - お名前って固定ですか (9月29日 16時) (レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
チエリー・ルミ(プロフ) - 見た目ママンだww (7月5日 15時) (レス) @page29 id: 642921c4b7 (このIDを非表示/違反報告)
黒帽子(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 睡君の事をそこまで言ってくださるなんて作者感激です！！イラストの感想もありがとうございます！後々睡君の暗殺教室時代のイラストも載せようかなと思っております。 (2023年3月21日 0時) (レス) id: 5ad37fcfe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒帽子 | 作成日時：2023年2月4日 23時
