EP5.入寮テスト ページ37
扉を潜った先で同意書を書かされ、待機していたバスに乗り込む。
長い山道を抜けた先、その頂に一際目立つ巨大な青い建物が聳え立っていた。
ここが今から300名のストライカーが監修される場所“
(見たまんまの名前ね)
誰しもその建物を見れば一度は思うであろう第一印象を思い浮かべた睡蓮は顔を窓から膝に置いているエナメルバッグへと移る。ジッパーを開け中からスマホを取り出す。
文字を打っているのだろうか、指が忙しなく動く。
5分もかからぬ内に作業が終わり、スマホをバッグに戻し顔を“
とうとう到着し、バスを降りた彼等を出迎えたのは一人の女性だった。名を帝襟 アンリと名乗った。
アンリは彼等にこれからについて説明した。
今から順番に名を呼ばれ、携帯や財布などの物品全てその場で没収される。その代わりに
それを聞いた睡蓮は人知れずほっと息を吐き、バッグからバレッタだけを取り出して、後は自分の名が呼ばれるのを待った。
＿＿＿＿残り10人位になった頃だろうか。漸く睡蓮の名が呼ばれアンリの前まで行きバッグを渡し、ユニフォームを受け取る。
(247……V？何を意味してるのかしら？)
ユニフォームの上腕部に数字で「247」。その下にはアルファベットの「V」が刷られていた。
はて？と疑問が生じるが聞く前にユニフォームに刷られてるアルファベットの部屋に入り、着替えて待機するようにと前に進むよう急かされる。
言われた通りに施設に入り、迷路のような道を進んだり時には曲ったりとしている内に「ROOM V」と書かれた扉に辿り着いた。
「ここね」
扉の前に立つと自動で左右に開いた。そこにはロッカーと上に設置しているモニター以外何も無い、壁一面コンクリートで出来た部屋だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 564人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒帽子(プロフ) - マジモンの名無しさん» コメントありがとうございます。はい、名前は固定にしています。 (9月29日 23時) (
レス) id: c6197c58a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒帽子(プロフ) - チエリー・ルミさん» コメントありがとうございます。そうですねなるべく大人の女性に見えるようにとあと色気があるようなキャラにしましたww (9月29日 23時) (レス) id: c6197c58a9 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - お名前って固定ですか (9月29日 16時) (レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
チエリー・ルミ(プロフ) - 見た目ママンだww (7月5日 15時) (レス) @page29 id: 642921c4b7 (このIDを非表示/違反報告)
黒帽子(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 睡君の事をそこまで言ってくださるなんて作者感激です！！イラストの感想もありがとうございます！後々睡君の暗殺教室時代のイラストも載せようかなと思っております。 (2023年3月21日 0時) (レス) id: 5ad37fcfe0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒帽子 | 作成日時：2023年2月4日 23時
