2ー�� ページ15
学校に着き、自身のクラスを目指す。教室の扉の前まで到着すると閉じられている扉を開け、既に教室にいるクラスメイトに挨拶をした。
「おはよう」
「あっ、睡蓮ママだ。おはよう〜」
「おっ、姐さん。おはようございます」
「ウィ〜ス、風間」
男女問わず挨拶を返すクラスメイト達。睡蓮が教室の中に入ると数人の女子達が睡蓮を囲った。
「睡蓮ママ聞いて！この前睡蓮ママに教えてもらったお菓子を作って彼氏にあげたら、美味しいってすっごく喜んでくれたの！」
「ねぇ、睡蓮ママ。この間やってくれたヘアアレンジのやり方教えてくれない？あれ、凄く可愛いかったから自分でも出来るようになりたいの」
「ママのお陰で昨日あの最低浮気野郎と別れられたの！相談に乗ってくれてありがとう！」
「あら、喜んでくれて良かったじゃない。そうだ今度また違うレシピ教えてあげるわ」
「えぇ、勿論教えてあげるわ。何だったらやり方紙に書いてあげましょうか？」
「よく頑張ったじゃない！あんな最低男と別れて正解よ！大丈夫、アンタは可愛くて努力家さんなんだから、きっと直ぐに素敵な人が見つかるわよ」
一人一人に向かって言い、更にオマケと言わんばかりに頭を撫でていくと女子達は母親に褒められた子供のように笑い「「「もっと撫でて、睡蓮ママ」」」と睡蓮に抱きついた。
睡蓮は「しょうがない子達ね〜」と少し困ったように笑っていたが満更でもない様子。女子達を引き剥がす事はせず言われるがままに頭を撫でるのであった。
そんな微笑ましい光景にクラスメイト達は口々とこう言う。
「今日もママみが深い」
「流石私達のママ。略してさすママ」
「俺達は睡蓮ママの子供だった……！？」
「それ言うの何回目だよ」
「ハァ〜〜〜尊い〜〜〜〜！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 565人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒帽子(プロフ) - マジモンの名無しさん» コメントありがとうございます。はい、名前は固定にしています。 (9月29日 23時) (
レス) id: c6197c58a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒帽子(プロフ) - チエリー・ルミさん» コメントありがとうございます。そうですねなるべく大人の女性に見えるようにとあと色気があるようなキャラにしましたww (9月29日 23時) (レス) id: c6197c58a9 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - お名前って固定ですか (9月29日 16時) (レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
チエリー・ルミ(プロフ) - 見た目ママンだww (7月5日 15時) (レス) @page29 id: 642921c4b7 (このIDを非表示/違反報告)
黒帽子(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» 睡君の事をそこまで言ってくださるなんて作者感激です！！イラストの感想もありがとうございます！後々睡君の暗殺教室時代のイラストも載せようかなと思っております。 (2023年3月21日 0時) (レス) id: 5ad37fcfe0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒帽子 | 作成日時：2023年2月4日 23時
