叶わない恋

ーカレカノー ページ7

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コンクールは無事終わり、結果は金賞。




それからしばらく経ち体育祭の季節になった。




健「今回は、絶対このクラスでリレー勝とう！」




皆「おーー！！」




健人先生は、体育の先生だからいつもより気合いが入ってる。




健「次の時間は、体育だから着替えて体育倉庫前集合
　 な！」




そう言って、笑顔を見せる健人先生はカッコよかった。




風「A〜？」




貴「ふ、風磨。」




健人先生と付き合ってからあんまり風磨と接してなかったから妙に緊張する。




風「一緒に行こーぜ。」




貴「あ、うんっ。」




結衣ちゃんは、もう既にアメリカに行ってしまった。


けど私は風磨と付き合いたいとは思わなくなった。


今、私が一緒に居たいと思うのは健人先生だから。




風「体育祭楽しみだな。」




貴「ヤダよ〜、私走るの嫌いだし！」




風「知っててわざと言った。」




貴「えっ！？」




風「っくくww」




貴「もう…！」




健「A、」




貴「あ、健人先生。」




健「ちょっと運ぶの手伝って欲しいんだけど、一緒に
　 来て。」




貴「は、はいっ。」




健「菊池は皆んな並べといて。」




風「うぃ。」




なんか、健人先生…機嫌悪い…？




ﾄﾞﾝｯ




貴「えっ…？」




気がつくとほとんど使われない北校舎に着いてて
健人先生に壁ドンされていた。




健「Aさ、まだ菊池の事好き？」




貴「もう、好きじゃないです。」




なんでそんな事…。




健「だったら、あんま仲良くし過ぎんなよ。…さっき
　 普通に嫉妬したし…//////」




貴「え、せんせ…。」




健人先生が照れてる…。




健「ﾁｭ」




貴「んっ…ふぅ…っ。」




油断していたら健人先生にキスされた。


しかもだんだん深くなっていく。


…ここ、学校！！




貴「んんっ…せ、んせ…っ。」




ついでに私の首に紅華を咲かせた。




健「これで俺のもん。」




貴「//////」

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