2人の未来へ 6【TH】（完） (ページ8)

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＊JK ページ8

小さな教会の扉の前。

「ヌナ…、本当におめでとう。ヒョンのところへ行きましょう。」

「ジョングクくん、よろしくお願いします。」

いつもよりも飛び切り綺麗だ。
そんなヌナを待つテヒョイヒョンの元へ連れて行くため、

式場のスタッフが大きな扉を開いた。

真っ赤なバージンロードの先にいるテヒョイヒョン。

一歩一歩、ゆっくりと
ヒョンの元へとヌナをエスコートしていく。

そして、しばらく歩くと
いつものようにカッコいいけれど、
白いタキシード姿で、
蕩けそうなくらい優しい顔でヌナを見つめるヒョンの元へと辿り着いた。

「ヒョン、僕の世界一優しくて、大好きなヌナです。
絶対に幸せにしてください。」

「ジョングク、今日はありがとう。

僕が、Aを幸せにするよ。もう、この手は絶対に離さないよ。」

ヒョン、ヌナおめでとう。

心からおめでとう…

僕は、これからも2人の側にいるよ。

そして、いつかヌナに抱いた恋心のように、
誰かをちゃんと愛することができたときは、

一番に報告するよ。