2人の未来へ 6【TH】（完） (ページ7)

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＊JK ページ7

「僕、ヌナと初めて会った時に多分一目惚れしてました。

そして、ヌナを知れば知るほど、惹かれていった。

でも、テヒョイヒョンの気持ちも知っていたから、

このピアスを買ったのに、渡さないと決めていたんです。」

もう一度ヌナを見ると、
ヌナは僕から目を逸らすことなく、
優しい顔で見つめていた。

「でも、今は…というかヒョンとヌナが付き合ってしばらくした頃には、ヌナは僕にとって、大好きなヒョンの大切な人とという感情になってたんです。

初恋でした。

今でも、僕にとって初恋の大切なお姉さんです。

ヌナ、僕の世界一カッコいいヒョンのこと、幸せにしてあげて下さい。

僕は誰よりも2人の幸せを願ってます。」

ヌナの目から涙が零れ落ちた。

そして、自分の耳に付いているピアスを外し、
僕が渡した箱からピアスを取り出し自分の耳に付けた。

「ヌナ…」

「ジョングクくん。ずっと私のことを支えてくれてありがとう。

テヒョンとこうやって一緒にいることが出来るのは、ジョングクくんがいてくれたからだと思ってるの。

だから、ジョングクくんにエスコートもお願いしたの。

それに、このピアス…

私の一生の宝物だよ。ずっとずっと大切にするね。

今までありがとう。これからも、ずっと変わらず私達の側にいてね。」

「ヌナ…。ありがとう。僕も今幸せなんだ。ピアス、似合ってます。

さぁ、ヒョンが待ってるよ！行こう！」

僕はヌナの手を引いて、ゆっくりとヌナを立ち上がらせた。

そして、ヒョンが待つ場所へとヌナを連れて行くんだ。