2人の未来へ 2【TH】 (ページ33)

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＊JK ページ33

修学旅行みたいな感じで
お土産も沢山選んだ。

日本っぽいものが欲しくて、
ヌナにも色々聞きながら
湯飲み茶碗を一つ買った。

あと、キャラメルや飴、
お菓子なんかもいくつか買ったところで
夕食会場へとみんなで移動する。

そこには先にマネージャーがいて、
席が8つしかなかった。

不思議に思っていると、、、

「皆さん、日本でのお仕事お疲れ様でした。今日の夜は、皆さんだけでゆっくり過ごしてください。飲み物のメニューなどにも韓国語表記はされていて、担当する仲居さんは、英語が話せます。何かあれば、ヨンスマネージャーさん、私に連絡くださいね。」

そう言ってヌナは出ていった。
ヌナはユウタさんと一緒に別室で食べるみたい。

残り少ない時間なら
なるべく一緒にいたかったのに、、、

ヌナが部屋を出ていったあと、
ご飯を食べながら
日本で過ごしたことを
振り返りながら、みんなポツポツと話し出した。

「マネージャー、今日はこんな場を用意してくれてありがとうございます。また韓国に戻って頑張れます。」
ナムヒョンがマネージャーにお礼を言ったのに続いて、みんなもお礼を口にした。

「なかなか休み取れなくて悪いな。実は今回のこのホテルは、Aさんがスケジュール管理をするなかで提案してくれたことだったんだよ。ほら、韓国に打ち合わせに来た時、みんなと色々話しただろ？そのとき、海外での仕事が負担になってるように見えたらしいな。今回、調整したら最後の仕事は夕方で終わるから、その日の夜に帰るか、一泊して次の日帰るか、聞かれたんだ。んで、一泊してゆっくりさせたいって伝えたら、コレってこと。」

「マネージャー、これからもAさんと仕事していくことはできませんか？とても仕事ができる人なので、今後もサポートをお願いできたら、僕らもいい仕事ができると思うんです。」

「俺もトラブルが何も起きなかったし、体調面、精神面でも今回の日本滞在はかなり良いコンディションが保てた。」

「うん、韓国のスタッフにも彼女から学んで欲しいところもすごくある。僕らのライブなんかにも関わって欲しい。」

「マネージャー、上と調整して欲しい。」

ナムヒョン、ジニヒョン、シュガヒョン、ホソギヒョンが言う。
ヒョン達はグループの運営的なこともマネージャーと一緒に考えている。
それでも、ここまで一個人を必要だということはなかなかないから僕も驚いた。