言えない、伝えたい TH (ページ6)

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そして、テヒョンから告白をされた。

アイドルと付き合うなんて、
普通の私には考えられなかった。

けれど、テヒョンからの3回目の告白でテヒョンに惹かれている自分に気付いて、告白を受け入れた。

こうやって、テヒョンと私の関係が始まったの。

最初の頃はテヒョンからの気持ちが大きくて、それが嬉しくて仕方なかった。

でも、今は逆転している。

きっと私の気持ちが大きくて大きくて
テヒョンの気持ちは…小さくなっているのかも。

まだ20歳になったばかりで、
幼さや可愛らしさがあったテヒョンは
世界中の人が知ってのとおり、
大人っぽくなって、沢山の人を魅了する男性になった。

そんなテヒョンがなぜ私を好きでいるのかがらわからなくなるときがある。

そもそも、私のことをまだ好きなのかもわからない。

付き合って４年。

私もそろそろ結婚を考える年齢になった。

でも、テヒョンとの結婚なんて想像もできないし、今の彼を考えれば許されることではない。

私の未来、彼との関係性、
少しずつ考えるべき時が来たのだと思う。

テヒョンは、私との未来をどう思っているのだろう。

いつからか、テヒョンに本心を言うことが無くなった。

テヒョンに何かして欲しいなんてお願いすることも無くなった。

テヒョンに言われたことを受け入れる私。

テヒョンか怖いわけじゃない。
テヒョンから返ってくる返事が怖くて、
私は何も聞けない。

"明日は何してるの？"

"次はいつ会える？"

"私はテヒョンにとって必要な人？"

"今日は私のそばにいて"

"私の方が先に約束したのにどうして？"

"テヒョン、私のこと好き？"

あなたに言えない言葉たちがどんどん胸に溜まっていくよ。

テヒョン、私達はこれからどうなるの？