言えない、伝えたい TH (ページ37)

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＊TH ページ37

スアのことだってそうた。
友達が困っていて、しかも僕を頼りにしているからこそ助けたかった。

Aとスアを比べた事なんてなくて、
いつだって僕の中にいるのはAだけだったのに。

ただAなら、こんな僕のことを理解して許してくれると勝手に思い込んで、Aの気持ちを考えていなかった。

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僕はAに寂しい思いをさせて、
何をしていたんだろう。

一番大事なモノを無くして…
何してんだよ。

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Aが、誰かと恋愛して結婚するなんて、
考えられないんだ。
僕が傷付けたのはわかっているけれど、

僕以外の人に触れられたくない。

あの笑顔も、柔らかな身体も、綺麗な心も
いつか誰かのモノになるなんて…
考えられないんだ。

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それが、ジョングクであっても、他の誰であっても考えられない。

ジョングクはいつから好きだったんだろうか。

僕よりも、真っ直ぐにAのことを大切にできるのかもしれない。

でも、嫌なんだ。

ジョングク、いや他の誰にもAを取られたくない。

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もう一度、最初からやり直したい。

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手紙には僕との未来は考えられないってあったけれど…

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もう一度、同じ未来へ向かって歩んで欲しい。