74滴目 ページ25
フジと話した後、そこに居ちゃいけない気がしてそそくさと駐輪場まで来てしまった
てか、先輩同じ道だったんだ
「あれ、A?まだ帰ってなかったのか?」
『あ、先輩…』
「んじゃ、また明日な」
『あの、一緒に帰りませんか!!』
だんだん声が小さくなる…
なんてこともなく、徐々に大きくなっていった
いや、それも十分おかしいけどね
「おう、いいよ」
お!良いんじゃないか!
これは!(何が良いんだ)
「てか、敬語戻ってる」
『あ』
「ま、慣れるまで敬語でもいいよ、ちょっとずつで良いからさ」
『ちょっとイケメンなこと言いましたね』
「なんか侮辱されてる気がするのは気のせいか…あ、自転車借りるぞ」
『あ、はい』
サドルを高くして自転車に乗る
いつもフジがしてたことだけど、なんだかやっぱり違うな
「後ろ、乗れよ」
『なんで上からなんですか、私の自転車ですよ』
「お前そういうとこホント可愛くねぇな」
『へいへい、可愛げなくてすいませんね』
自転車の後ろに乗って先輩の腰をつかむ
「…ッ」
『なに期待してんですか、危ないからですよ?』
「だったらもっとちゃんと腰に腕巻いとけ」
言われたとおりにすれば先輩との距離は近くって、先輩からはフジと同じ匂いがした
『トマトジュース臭い』
「うるっせぇ、黙ってつかんどけ」
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ちゃんかな(プロフ) - 支配人Bさん» 知ってた (2016年4月21日 15時) (レス) id: 92b328d118 (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - ちゃんかなさん» シリアスなんてこの小説にはいらないのです← (2016年4月21日 12時) (レス) id: a839feb8f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんかな(プロフ) - やっぱり…シリアスはないんですね。つわくん…シリアスくれよ…( ^ω^ ) (2016年4月21日 7時) (レス) id: 92b328d118 (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - 狐(こん)さん» 完結は…すると思いますよ!多分← (2016年4月4日 14時) (レス) id: a839feb8f0 (このIDを非表示/違反報告)
狐(こん)(プロフ) - 支配人Bさん» 前のコメントの返信、吹きました笑完結に向かっているかわかりませんが、更新頑張ってください( *`ω´) (2016年4月4日 14時) (レス) id: f4965b3329 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:支配人B | 作成日時:2016年3月13日 1時