不味い味 ページ41
HJ side
9と4分の3番線は今年も大混雑していた。
ホームまで見送りに来てくれた両親はヒョンジンを交互にハグをしてくれる。母のスミンが鞄のベルトに挟まっていたらしい襟を直してくれたので、ヒョンジンはちょっと恥ずかしくなった。
「Hi、ヒョンジン」
「や、やぁ、A…」
ヒョンジンは今すぐにこの人混みの中に飛び込んで隠れてしまいたいと思った。誰だって親に世話をされているところを好きな子に見られたくはないだろう。更に恥ずかしくなって、あまりAの顔をうまく見れなかった。
しかし、両親は親し気に声をかけたAを興味津々に見ていたし、Aも両親を目にしてどう話せばいいかわからなくなったらしく言葉を詰まらせている。ヒョンジンが間に入る他なかった。
「えっと、彼女はAだよ、この前家に招待してくれた。A、僕の両親」
「初めまして、Aです。ヒョンジンとは親しくさせていただいていて…」
Aが少し緊張した面持ちでそう話すと、両親___特にスミン___がニコニコと笑みを浮かべて彼女を見つめる。お互いに自己紹介を済ませると、父のジウォンは握手を求め、スミンに至っては彼女にハグをした。Aは少し驚きながらもスミンのハグを受け入れてくれた。
「すみません、お邪魔してしまって」
「そんな、お邪魔だなんて！あなたに会えてよかったわ。ヒョンジンからいろいろと話を聞いていたから会ってみたかったの」
「母さん…」
ヒョンジンはあまりの恥ずかしさに手で顔を覆った。いくらヒョンジンがAとの関係を隠そうとしても、母親にはバレているらしかった。
「ところで、あなたのご両親は今日いらっしゃらないの？ヒョンジンがお世話になっただろうし挨拶をしたいのだけれど」
「あぁ、2人ともこの後仕事があるみたいで…ついさっき帰ってしまったんです」
「あら、残念…あなたも今度うちへ遊びにいらっしゃい」
「ありがとうございます」
「母さん、僕らそろそろ行くよ」
「あぁ、そうね。乗り遅れたら大変だわ…」
ヒョンジンは恥ずかしくて堪らなかったので、ニコニコと話しているAとその場を離れようとしたが、このまま別れるのはどうしても心残りになるような気がして両親をハグしに戻った。
「元気でねヒョンジン」
「うん…2人も元気でね」
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BB(プロフ) - マニ。さん» こんばんは。コメントありがとうございます🙇🏻♀️恐れ入りますが、当方ボードなどは利用しておりません。マシュマロを開放しておりますので、何かあればそちらにお願いします🙇🏻♀️ (2月22日 21時) (
レス) id: cf4a94678c (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - BBさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！ハリポタとか大好きなのでスキズも大好きです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝 (2月22日 20時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
BB(プロフ) - えんさん» ありがとうございます🙇🏻♀️ (1月29日 5時) (レス) id: cf4a94678c (このIDを非表示/違反報告)
えん(プロフ) - わあもうほんとに好きです、、😵💫😵💫😵💫スキズも好きだしハリポタも好きだしほんと私得すぎます💘💘 (1月25日 21時) (レス) @page11 id: 284b114cd7 (このIDを非表示/違反報告)
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