雨 ページ29
HJ side
カメラを買った後、Aはマグルの洋裁店へ連れて行ってくれた。どれも魔法界にはない服ばかりだったし、若い店員がヒョンジンのスタイルの良さやコーディネートを褒めてくれたので、ヒョンジンは自分がマグルになりきれているんだと嬉しくなった。
ヒョンジンが服を見て回っていると、ラックにかかった服を眺めているAが目に入る。彼女は昼下がりの日の光にキラキラと照らされて綺麗だった。
その姿を後ろからこっそりカメラで撮ろうとしたのに、またフラッシュを焚いてしまって彼女に気が付かれてしまったし、一部始終を見ていた店員にも揶揄うように笑われた。
ヒョンジンはきっと赤くなっているであろう耳をなんとなく髪で隠しながら、なんでもないふりをした。
カメラを観察してもどうやってフラッシュを焚かないようにするのかヒョンジンには全く分からなかったので、仕方なくそのままカメラを鞄へしまった。
店を出ると少しずつ日が暮れ始めていた。そろそろ家に行こうかなんて話をしていると、Aは地下鉄で帰ろうと素晴らしい提案をしてくれた。
ヒョンジンは初めて目にする切符の自動販売機に目を輝かせた。ヒョンジンは支払いに紙のお金を使おうとしたのだがAがそれを止め、代わりにヒョンジンの財布にじゃらじゃらと入ったコインを使ってぴったりに支払ってくれた。どうやらまたコインが増えるところだったらしい。
ヒョンジンは改札の通り方やどの路線の電車に乗るのかをAから丁寧に教えられながら電車に乗り込んだ。どの路線がどうだとか、どう進んだらどの路線に繋がるとか、複雑なロンドンの地下鉄をヒョンジンは全く理解できなかったが。
ヒョンジンは車内で座席に座りながらキョロキョロと辺りを見回した。
「ホグワーツ特急とは全然違うね」
「あれは蒸気機関車で、これは電気で走ってるからね」
「すごいなぁ…魔法も使ってないのに扉は勝手に開くし、そもそもこんな地下に電車を走らせようなんて考えつかないよ」
すると、Aが隣でクスクスと笑い始めたので、ヒョンジンは少し恥ずかしくなって、僕何か変なこと言った？と尋ねた。
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BB(プロフ) - マニ。さん» こんばんは。コメントありがとうございます🙇🏻♀️恐れ入りますが、当方ボードなどは利用しておりません。マシュマロを開放しておりますので、何かあればそちらにお願いします🙇🏻♀️ (2月22日 21時) (
レス) id: cf4a94678c (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - BBさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！ハリポタとか大好きなのでスキズも大好きです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝 (2月22日 20時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
BB(プロフ) - えんさん» ありがとうございます🙇🏻♀️ (1月29日 5時) (レス) id: cf4a94678c (このIDを非表示/違反報告)
えん(プロフ) - わあもうほんとに好きです、、😵💫😵💫😵💫スキズも好きだしハリポタも好きだしほんと私得すぎます💘💘 (1月25日 21時) (レス) @page11 id: 284b114cd7 (このIDを非表示/違反報告)
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