カメラ ページ28
この写真店は撮影スタジオがあるだけではなく、カメラなども販売しているようで、棚には本格的なレンズを使うようなカメラやポロライドカメラが揃えられている。
店主の男性がいらっしゃい、と優しく声をかけてくれた。
「若い子が来るなんて珍しいね。カメラを探してるのかい？」
「えっと、そういうわけじゃないんですけど…」
「彼があそこに飾ってある写真を気に入ったみたいなんです」
モゴモゴと話すヒョンジンにAは助け舟を出した。すると、店主は嬉しそうに笑って自分が撮った写真なのだと教えてくれた。
「わぁ…すごいな…すごく、綺麗な写真だと思います」
「ありがとう、気に入ってくれて嬉しいよ」
ヒョンジンはさらに興味を持ったらしく、並べられたカメラを眺めたが、値段を見ては顔を顰め、少しガッカリしたように肩を落とした。
確かに、学生の私たちにカメラは少し高すぎる。Aはもう少し大人になったら買いに来たら良いよ、とヒョンジンを励ました。
すると、それを見ていた店主は笑いながらAたちのそばまで歩いてきた。
「はは、確かに君たちにそのカメラは高すぎるだろうね。それじゃあ…こっちはどうかな」
店主が持ってきたのは使い捨てのインスタントカメラだった。値段もそこまで高くなく、確かに他のカメラに比べたら圧倒的に買いやすい。マグルの間で手軽に写真が撮れると流行しているものだった。
「これは？」
「インスタントカメラだよ。中にフィルムが入っていてね、それを店まで持ってきてくれれば現像できるんだ。撮れる枚数には限りがあるけどね」
ヒョンジンはすぐに買います！と返事をしてそのインスタントカメラを手に取った。あまりにもヒョンジンが目を輝かせていたので、店主は笑いながら少し値引きをしてくれた。
店主に使い方を教わったヒョンジンは早速店先でAの後ろ姿を撮った。
Aはまさか自分を撮られるとは思っていなかったので、突然後ろから焚かれたフラッシュに驚いて振り返った。
「私を撮ったの？」
「うん、最初はAを撮りたかったんだ」
「それなら言ってくれればよかったのに」
髪の毛がぐちゃぐちゃだったような気がする。Aは少し乱れていた髪を手で梳いた。しかし、ヒョンジンがものすごく大切そうにカメラを鞄へしまうので、まぁそれでも良いかと思った。
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BB(プロフ) - マニ。さん» こんばんは。コメントありがとうございます🙇🏻♀️恐れ入りますが、当方ボードなどは利用しておりません。マシュマロを開放しておりますので、何かあればそちらにお願いします🙇🏻♀️ (2月22日 21時) (
レス) id: cf4a94678c (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - BBさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！ハリポタとか大好きなのでスキズも大好きです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝 (2月22日 20時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
BB(プロフ) - えんさん» ありがとうございます🙇🏻♀️ (1月29日 5時) (レス) id: cf4a94678c (このIDを非表示/違反報告)
えん(プロフ) - わあもうほんとに好きです、、😵💫😵💫😵💫スキズも好きだしハリポタも好きだしほんと私得すぎます💘💘 (1月25日 21時) (レス) @page11 id: 284b114cd7 (このIDを非表示/違反報告)
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