木漏れ日 ページ5
夏の暑さが残る中、Aとスンミンは魔法生物飼育学の授業を受けるためにハグリッドの小屋へと向かっていた。
今年からこの授業はハグリッドが受け持つことになり、Aたちは彼が指定した教科書などから一抹の不安を感じざるを得なかった。それでもマグルの世界では会うことができない生物に会えるこの授業が好きなことに変わりはない。
城の外へ出ると太陽は私たちをじりじりと照りつけた。Aを含め、ローブを脱いでいる子も多いというのに、スンミンはワイシャツの第一ボタンを1番上まで閉め、きっちりとローブを着ている。
彼はどんな時でもきっちりと制服を着るし、課題のレポートをギリギリに書き終えるなんてこともしない。毎日欠かさず日記を書くようなレイブンクローらしい真面目な人だった。
スンミンと一緒にハグリッドの小屋の前で授業が始まるのを待っていると、後ろから肩に手が回り太陽でキラキラと光る金髪が視界に映る。
後ろからAとスンミンの肩を抱いたのはフィリックスだった。
「2人ともおはよう!」
「おはよう」
「おはようリクス」
フィリックスはスンミンとは違ってローブの前を開けていたし、黄色いネクタイも第一ボタンも緩めている。
これだけ聞くとだらしなく思えるかもしれないが、太陽のような明るい笑顔と星空のようなそばかすも相まって彼の第一印象は誰に聞いても好青年の一択だろう。
「あぁ、そういえばこの前列車の中でブラウニーを配って回ってたんだって?」
「うん!ディメンターに出会した時はチョコレートが効くってスンミンが教えてくれたから」
そういえばAは食べてないよね?とフィリックスは大きな目をぱちくりさせながらそう言った。
「うん、そうなの。また今度作ったら教えてね」
「もちろん!」
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ジャコ(プロフ) - 支配人Bさん» わざわざありがとうございます🙇♀️お手数をお掛けしてしまい申し訳ございません!💦マシュマロの方送らせて頂きましたが、文字数制限ぎりぎりまで書いてしまったのでお手隙の際にお読み頂ければ幸いです🙇♀️ (8月28日 23時) (レス) id: 250cf595b1 (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - ジャコさん» 追記です!トップページの注意書きの下にマシュマロのリンクを用意しましたので、取り急ぎこちらから感想をお願いします! (8月27日 22時) (レス) id: cf4a94678c (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - ジャコさん» ありがとうございます!今Twitterのアカウント作成をしているのですが、何故か凍結されておりまして、数日したら開設できると思います!その際はこちらからお知らせします。もうしばしお待ちください🙇♀️ほんとにありがとうございます😭 (8月27日 22時) (レス) id: cf4a94678c (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - NTさん» ありがとうございます😭今日ハリポタツアー行ってきたので解像度爆上がりしてます!これからもよろしくお願いします! (8月27日 22時) (レス) id: cf4a94678c (このIDを非表示/違反報告)
ジャコ(プロフ) - 質問失礼致します🙇♀️ご迷惑でなければ長文での感想を送らせて頂きたいのですが、マシュマロやお題箱、Twitter(現X)、占ツクCOMMUのメッセージ等、作者様にとって最適なサイト等ございますか?💦もし迷惑でしたら大丈夫です! (8月27日 19時) (レス) @page29 id: 250cf595b1 (このIDを非表示/違反報告)
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