6＿＿＿ ページ6
未だに、どこか信じられない自分がいる。これがすごい大掛かりなドッキリで、明日には何もなかったことになっているんじゃないかって。
『ショッピ、今まで隠しててごめんね』
そんなこと、姉ちゃんの目を見たら言えなかった。
syp「…いや、平気やけど」
再び沈黙が生まれたが、ぱんっ、と手を叩く音でそれが破られた。
os「じゃあ弟くんへの説明は今はこれくらいにしておいて、珍しくヘマしたAの話でもしよか」
『だって今日はショッピがいたし、それに元々私の力は戦闘向きじゃないからできるのは精々足止めくらいで…』
尻すぼみになっていく姉ちゃんの言葉。雪女ってそんなに力ないんか。結構昔話とかに出てくる雪女は強くて怖いイメージやけど。
gr「Aは人間とのハーフだからな。雪女本来の力はないぞ」
不思議そうにしているのが表情に出ていたのか、グルッペンがそう言った。
『母さんはすごく強かったみたいなんだけどね。…そうだ、それで思い出したけどシャオロン！！』
sha「お、おぉ、なんや」
『あんた体弱くて戦闘なんてできないんじゃなかったの！？』
sha「あぁ、あれな嘘」
姉ちゃんの「はぁ！？」という声が部屋に響いた。確かにシャオロンの外見は細っこいし、あんな身体能力があるようには見えない。
実際、少し擦りむいたくらいで大泣きしてしまうような子供だった気がする。そしてそれを姉ちゃんが慰めるまでがテンプレート。
sha「ほら、こんなご時世やろ？あんまりに強いと目つけられんねん。だから親父に程よく弱々しくしとけばバカな妖に喧嘩ふっかけられることもないって言いつけられてた」
『それ、弱すぎても目つけられるんじゃない？』
sha「結果的に何もなかったからええの」
『あっそ、』
シャオロンは姉ちゃんに素っ気なくされたのが気に食わなかったようで、むすっとした表情を隠そうともしない。
何を思ったのか立ち上がって俺に近づいてきた。そして、ドカッと俺の横に座ると勢いよく肩を組まれる。
sha「なぁ、ショッピくん。俺が用心棒になっるわ」
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支配人B(プロフ) - ゆきなさん» 返信が遅くなって申し訳ありません。狛犬ではなかったですが、狛犬knさんも凄くいいですね！！ (2020年4月19日 15時) (
レス) id: 99b6c0e8f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - knさん…狛犬かな？ (2020年3月19日 3時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - ゆきなさん» ありがとうございます！鵺良いですよね…かっこいいですよね…鵺。更新楽しみにしててください！ (2020年3月19日 3時) (レス) id: 99b6c0e8f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 妖怪最高…推しが尊い…鵺って…最高かよ！！！！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年3月18日 23時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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