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『ショッピが傷つく前に手が届くなら、少し大変でも私は今のままで良いって思ってしまう』
人に話してみると自分がここまで追い込まれてたんだって気がつく時がある。オスマンに警告されたあの日は本人がいたし、こんな話公にできなかった。
だからここ数日、ずっと目を逸らしてた。勝手に大丈夫、って思って逃げてたんだ。
ボロボロと落ちていく涙がシャオロンと私の手に降りかかる。彼はその手で私の頬を伝う涙を拭ってくれた。
sha「まぁ、俺に吐き出せただけでも充分や。俺が他の方法探してあげてもええんやで！」
『他の、方法。…そうだね、ありがとうシャオロン』
sha「ほら！ショッピくんが心配するし、化粧も落ちて可愛げなくなってまうからな！」
シャオロンは私の頬を両手で包んでそう言った。笑った彼の顔が思ったよりも近くて顔に熱が集まる。
ゾムはよく顔を近づけてくるけどそれは彼の昔からのクセであり、私はそれに慣れてしまったというだけであって、決して男性に対して免疫があるというわけではない。
だから今私はショートしてしまうそうだった。そりゃもう一瞬悩んでいたことを忘れるほど。
『っ、ありがとう。元気出たから、ちょっと離れて。ち、近い』
sha「あれ、もしかして照れてるん？ウブやなぁ…俺なんかに照れててどうすんだよ。それじゃあ当分良い男なんて見つけられなさそうやな！」
『なっ…ほ、ほらそろそろ準備再開しないと』
sha「Aの花嫁姿が見れんのはかなーり先になりそうやなぁ」
彼は聞こえないフリをしてニヤニヤと煽りを続けている。
『涙で化粧の取れた
sha「おいそんな押すなって！」
彼を押し出しピシャリと襖を閉めてその場にしゃがみ込む。あぁ、こんなの想定外だ。ただ私は彼に相談をしていただけだってのに。
『なんで、あんな』
私に目線を合わせた時の彼の顔。
それはまるで、
愛おしい恋人に向けるような、そんな表情だった。
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支配人B(プロフ) - ゆきなさん» 返信が遅くなって申し訳ありません。狛犬ではなかったですが、狛犬knさんも凄くいいですね！！ (2020年4月19日 15時) (
レス) id: 99b6c0e8f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - knさん…狛犬かな？ (2020年3月19日 3時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - ゆきなさん» ありがとうございます！鵺良いですよね…かっこいいですよね…鵺。更新楽しみにしててください！ (2020年3月19日 3時) (レス) id: 99b6c0e8f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 妖怪最高…推しが尊い…鵺って…最高かよ！！！！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年3月18日 23時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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