ワルツのように：sha ページ11
面倒な女、そう思っていた。
この国一番の富豪の娘をパーティの間護衛をしてほしいと頼まれた。一般の兵士では心配だから幹部にしてくれだなんて無茶を言う過保護な野郎だと思った。
そして、パーティの当日。娘が見当たらないから探してくれ、なんて使用人にやらせれば良いものを。でも、案外すぐにじゃじゃ馬姫は見つかった。
sha「ねぇ、何してんの」
『パーティに出たくないから逃げてんの』
sha「あっそ、はよ木から降りてきてくれへん？困るの俺なんやけど」
『あなたも登ってくれば？ここ意外と眺め良いのよ』
俺の言葉をちゃんと聞いていたんだろうか。きっとこのままいても冷めた目をした彼女は降りてこない、そう思って俺も木に登った。
sha「確かに景色はええな」
『そうでしょう？あんな結婚相手を探すだけのパーティよりもマシ』
それ以来、自分の生活に飽き飽きしている彼女は度々俺に手紙を寄越してはこの木の上で待っていた。あなたって面白いのね、って言われる度に心が跳ね上がった。
いつか、小さな家に住んで誰にも縛られずに生きたい。それが口癖だった。
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支配人B(プロフ) - りなさん» あぁぁぁ！！！聴けましたか！！！！最高と言っていただけて良かった！ありがとうございます！ (2019年4月13日 7時) (
レス) id: f5dea51b58 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 4/10聴きながら見てみました……朝から大号泣の感動でした……本当にこの話を書いていただきありがとうございます…！！！本当に本当に最高です…！ (2019年4月13日 5時) (レス) id: 89412a173b (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - 心華さん» それを狙ってました！！！ (2019年4月1日 6時) (レス) id: 5708e2b429 (このIDを非表示/違反報告)
心華 - 上げて落とす感じが良きですwありがとうございました。 (2019年3月20日 20時) (レス) id: d3b6f7acff (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - 嶺緒さん» ひぇ〜〜、ありがとうございます！最高と言っていただけて良かった！ (2019年2月10日 19時) (レス) id: f5dea51b58 (このIDを非表示/違反報告)
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