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谷と水 ページ8
最近バレー部に入部しました
美人の先輩マネの中に私がいたらファンに射殺されそうで毎日警戒しています
「仁花ちゃん、記録見せてくれる？」
「あ、はい！どうぞ！！」
潔子先輩は相変わらず綺麗です
合宿中に仲良くなれそうです
「あ、そういえば月島くん、いないですね」
「あぁ、またAちゃんのとこにでも行ってるんじゃないかな」
「A先輩？」
月島くんはいつもやる気なさげです
そんな月島くんはA先輩に絡むのが日常らしいです
A先輩もとても美人で綺麗な先輩です
仮入部の時に心配してこっそり話しかけてくれて
『やっちゃんさ、本当は仮入部来る予定じゃなかったんじゃない？無理に来なくても良いんだよ？』
「いっ、いえ！大丈夫デス！」
私のことを心配してくれるなんて本当にファンの人に殺されかねない！！
「きっと月島はAちゃんのことが好きなんじゃないかな、私はずっとそう思ってるんだけど」
「ナルホド！」
確かに月島くんが絡みに行くなんて珍しいし
相当好きなのかも
「まぁ、ちゃんと練習には出てもらわないと困るんだけどね」
「で、ですよね！」
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