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月と花 ページ7
なんとかテストを赤点ギリギリでパスした
数学だけだからね！！他は完璧だから！！
えぇ、縁下先生の特別授業のおかげですとも
「あ、"ギリギリ"超えたんですね」
『ギリギリを強調させなくて良いんだよ月島くん』
「良かったですね、あのバカコンビと一緒に来ることにならなくて」
『なんとかね』
実を言うと冴子姉さんに少し会いたかった
あ、でも送って来るなら会えるのか
って、また月島消えた
「女子が3人になっとる…！！！」
「これが烏野の本気なのです」
うわぁ、バカなことしてる
虎は前に仲良くなったんだよな
お前は平気とか言われた
女子じゃないってか
『虎、久しぶり』
「おお！A久しぶりだな！」
『まだマネージャーいないんだ』
「それは言うなよ」
体育館はもうすでに熱気で溢れてた
みんなすぐにコートに入って試合を始める
夏だし、今回はバテそうだな
超人コンビのいないまま9セット目
みんな疲れてきてるなぁ
月島はうまくサボってるらしいけど
その時ガラッと開いたドア
「姐さん！！」
「エッ、西谷のお姉さん！？」
「いえ、龍のです！」
「確かに…似てる…」
『冴子姐さん！！』
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