夏の音と首筋とキス/Fj ページ6
「あっちぃ…」
『まだ4月なのにね』
「今日30度越すってさ」
『うわぁ、死ぬね』
「うん、死ぬ」
放課後
日陰のない田舎道
いつもの店の前で自転車を置いてたわいもない話
「アイス買ってこようかな」
『お、私のも買って来てよ』
「やだよ、お金払ってくれねぇじゃん」
『今日はお金渡すからー』
きっと今日も払ってくれないだろうけど
それでも買いに行ってしまうのは、きっと3年間クラスが一緒だった所為
「アイス、買って来た、よ、」
『あ、ありがとー』
思わず生唾を飲み込む
この時期だけ見ることのできるその首筋
3年目になっても慣れはしない
「髪、結んだんだ」
『暑苦しくてね、切ろうかなぁ…』
「長いほうが似合うよ、Aは」
『そう？』
雲一つない快晴
蝉が鳴くにはきっと早すぎる快晴で、
『来年はこんなこと出来ないんだろうな』
『みんな北海道飛び出して都内に行って』
『誰も、残らないみたいだし』
フジも、東京行くんだったよね
なんて
それは汗なのか、涙なのか
俯いた顔は覗けない
「うん、東京に進学する」
『そっか、ぁ、そっかぁ…』
「いつか、迎えに行こうか、嫁として」
『…やだ、何言ってんの、フジが言うような言葉じゃないじゃない』
一向に顔は俯いたまま
『それ、いつになんのよ…待てないよ』
縮こまった体を引き寄せて
その首筋に口づけた
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4月なのに暑くなりスギィ！
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ハキネ(プロフ) - コジマさんが欲しい... (2019年6月22日 15時) (
レス) id: 8f7dfc77c1 (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - 美香さん» ありがとうございます！ (2018年5月1日 11時) (レス) id: a003c0392f (このIDを非表示/違反報告)
美香(プロフ) - 支配人Bさん» これからも読み続けさせてもらいます｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡陰ながら応援してます｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡ (2018年5月1日 5時) (レス) id: d1c1974ebf (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - 美香さん» いえいえ、こんなもので喜んでいただけて嬉しいです！ (2018年4月28日 18時) (レス) id: a003c0392f (このIDを非表示/違反報告)
美香(プロフ) - 支配人Bさん» またまたありがとうございます(´；ω；｀)私だったら書けないのでもう、、、ありがたいです｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡ (2018年4月28日 17時) (レス) id: d1c1974ebf (このIDを非表示/違反報告)
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