【銀魂】ありきたりな設定の主人公ですが【沖田総悟】

女子会ってめちゃくちゃ写真撮って終わりだよね ページ10

『かーぐら』
「まーきの、みたいにすんなヨ」
『ごめんってば、これで酢昆布買って来ていいから』
「ひゃっほーい！」
『単純だよね、ほんと』

傘を振り回しながら駄菓子屋に向かった神楽を見ながら公園のベンチに座る

「あら？Aさん？」
『あ、妙ちゃん』
「神楽ちゃんここにいなかったかしら」
『神楽なら駄菓子屋だよ。小遣いあげたから酢昆布買いに行ったんでしょ』
「そうだったの」

妙ちゃんは買い物帰りだったらしく、両手にスーパーの袋を提げていた
重そうだなっと思った瞬間聞き慣れた声が聞こえる

「お妙さぁぁん！！荷物お持ちいたしますよ！！」
「うるっせぇんだよこのゴリラぁぁ！！」
『うわぁ』

目の前で自分の上司が吹っ飛ばされるとこなんてなかなか見ないよなぁ、しかも女の子に
そう考えると妙ちゃんもゴリラだよなぁ

『た、妙ちゃん座りなよ、神楽と待ち合わせでもしてたんでしょ？』
「ありがとう、実はねこの後女子会するのよ」
『女子会？』
「そうなの、日輪さんのお店でね。Aさんも良かったら一緒にどうかしら？」
『え、いいの？行きたい！』

そこで伸びている近藤さんを横目に見ながら、帰って来た神楽と合流した九ちゃんと一緒に歩き出す
近藤さんは自力で帰れるでしょ

『あ、そういえば隊服のままなんだけど大丈夫？』
「全然平気よ、Aさんはそのままのが美人よ」
「あぁ、そのままのが美人だな」
「Aはそれで十分アル」
『あれ？着物着るなって言われてる？』

・→←酔っ払いの言うことは9割信じたらいけない

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す