【銀魂】ありきたりな設定の主人公ですが【沖田総悟】

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もしかして旦那と…！
いや、新八くんかもしれない
未だにピンポン連打しているAさんを注意深く監察する

『また居留守してますよね？良いですか？入りますよ？はい、さーん、にー、いーち』
「うるっせェェ！！」
『あ、やっぱり居留守してましたね』
「何の用だァ？こんな朝っぱらから」
『あ、神楽います？今日遊ぶ予定だったんですよ』
「あ？あいつならまだ寝てる」

なんの躊躇もなく万事屋に足を踏み入れた
でも、あのチャイナ娘と遊ぶだけなら
いや、待てよ
それが表向きの会話であって、もしかしたら…！

『ちょっと、旦那…』
「いいだろ、今日あいつらいないんだよ」

なんて事が起きていたら！！

と、冷や汗をかいている間に準備が終わったであろうチャイナ娘を連れてAさんが出てきた
なんだ、本当に遊ぶだけだったのか

てか、この監察レポートAさんのサボりを土方さんに提出しているだけのような気がしてきた

「おい、マダオ、まだ居たアルか」
『未だに仕事見つからないんですね』
「仕事見つかるけど、すぐにクビになっちゃうんだよね…ははっ…」
『仕事向いてないんですね、あーあ』
「どうせマダオアル」
「あれ、おじさん泣きそう」

やめてあげて！！
マダオをいじめるのはやめてあげて！！

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