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9回目 ページ10

『女にバカって言うなよ』

「わりい、でもほんとにビックリしたから言っただけ」

『あっそ、てかケガ酷いから家寄っていきなよ』

「マジかありがと」

『ケガさせたまま返せないでしょ?』

ていうのも、私の事守ってくれたお礼でもある

ナイフの時、キヨいなかったら危なかったな

本当に助かった

少し歩いて家に着く

『いいよ、あがって』

「おじゃましまーす」

靴を脱いで家に入るとキヨも続けて入る

あ、靴揃えてない

「お前、本当に変なとこ礼儀あるよな」

『え?』

「そうやって靴揃えたりするとことか」

『小さいころからの癖なの』

「ふーん」

『そこの部屋入ってていいよ、ちょっと待ってて』

______________________
Kiyo side...

Aは救急箱取りに行っちまった

その間に俺は部屋を見てまわる

独り暮らしか?

結構家でかいよな

その時一つの写真を見つけた

写真立てに入ってて、その写真の中には4人の家族が笑っている

これ、Aの家族か

服から見ても、お嬢様だったのか分かんないけどそこらへんの家なんかよりは裕福だったんだろうな

『何見てんの』

いつの間にかAが帰ってきてた

「あ、わりぃ」

『別に良いけどさ』

「これってお前の家族か?」

『そう、私の事捨てた奴ら』

そう言ったAには悲しむとかも無くって、ただ淡々と話していた

その表情を見て、俺は口が開けなかった

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作品ジャンル:恋愛
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支配人B(プロフ) - 蛍兎さん» ありがとうございます!! (2016年4月30日 4時) (レス) id: 42c1ca4e07 (このIDを非表示/違反報告)
蛍兎(プロフ) - 面白いですね!更新頑張ってください! (2016年4月29日 17時) (レス) id: 6eff53db9b (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - 莉由夢さん» それでこそ私の小説なんです!どんどん笑ってください!シリアス苦手でして… (2016年4月21日 12時) (レス) id: a839feb8f0 (このIDを非表示/違反報告)
莉由夢(プロフ) - すみません。コメントをしようとして、見たらこの作品がシリアルなのに気付きました。すみません、不覚にも笑ってしまいました。これからも頑張ってください、応援しております(笑) (2016年4月21日 8時) (レス) id: ba33a40086 (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - ハルさん» 私のモットーはシリアスをシリアルにすることです (2016年4月4日 20時) (レス) id: 42c1ca4e07 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:支配人B | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年3月27日 23時

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