5回目 ページ6
あれから女子に囲まれることが少なくなったのに対して、清川が放課後会いに来る回数が格段に増えた
なんか喋りかけられても軽く返すだけ
それなのにずっと私に着いてくる
「あ、Aさ、俺の事キヨって呼んでくんね？清川ってなんかやなんだけど」
『わかった、じゃあさキヨは今楽しい？』
「は？」
『こんなそっけない返事ばっかでさ、それでも楽しいって言える？あんたの人生面白くできてるって言えんの？』
「…まぁ、少なくとも今は面白くねぇよ」
面白くないんじゃん
「でも、それはまだAが本気じゃないからだろ？」
『どういうこと』
「だから、Aがまだ俺の事警戒してるってこと」
バレてんじゃん
結構人の事見てたんだ
「俺がスパイだとか思ってんだろ？申し訳ないけど、これは俺の独断だし、どっかの団にも属してねぇからな」
『それも嘘だったら？』
「そん時はそん時だろ。Aだったらすぐ俺のこと吹っ飛ばせんだろ？」
『…』
「何にそんなトラウマ抱えてんのか知らねぇけどよ、一回俺の事信じてみたらどうだ？裏切られたと思ったらボッコボコにして良いからよ」
何それ
ホントにどうしてここまで私に構うのかわかんない
どうしてここまで私のこと揺さぶれるのかもわかんない
今までにない位その言葉に安心してしまって
こいつなら信じてもいいかもしれないって気持ちになった
自分でもどうかしてるって思う
今までプライドで固めてたものが一瞬で崩れ落ちたんだ
『良いよ…私、キヨに賭けてみるよ…私のつまんない人生を面白くできるように』
「んじゃ、よろしくなA」
『うん、よろしく』
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支配人B(プロフ) - 蛍兎さん» ありがとうございます！！ (2016年4月30日 4時) (
レス) id: 42c1ca4e07 (このIDを非表示/違反報告)
蛍兎(プロフ) - 面白いですね！更新頑張ってください！ (2016年4月29日 17時) (レス) id: 6eff53db9b (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - 莉由夢さん» それでこそ私の小説なんです！どんどん笑ってください！シリアス苦手でして… (2016年4月21日 12時) (レス) id: a839feb8f0 (このIDを非表示/違反報告)
莉由夢(プロフ) - すみません。コメントをしようとして、見たらこの作品がシリアルなのに気付きました。すみません、不覚にも笑ってしまいました。これからも頑張ってください、応援しております（笑） (2016年4月21日 8時) (レス) id: ba33a40086 (このIDを非表示/違反報告)
支配人B(プロフ) - ハルさん» 私のモットーはシリアスをシリアルにすることです (2016年4月4日 20時) (レス) id: 42c1ca4e07 (このIDを非表示/違反報告)
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