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大貴が私のことを、だなんて。
それも私と同じでずっとずっと前から私を好きでいてくれた、なんて。
私は帰宅してすぐに自分の部屋に飛び込むと。
制服のままベッドにダイブして、枕をギュウゥと抱きしめた。
信じられない!!
だけど、嬉しい。
「Aのことだけは、誰にも渡したくない・・・」
大貴、そう、言ったよね。
きゃーきゃーきゃー!!!!
憧れだった、少女漫画の一コマみたいで。
真っ赤になった大貴の顔を思い出しては、思わずにやけてしまう。
これって、夢じゃないよね。
現実だよね。
一人で、ベッドの上で枕を抱いたまま、ゴロンゴロンと転がっていると、
ぴろりん、とスマホの通知音が鳴った。
A「山田くん・・・」
「山田:明日の朝、迎えくるね!」
LINEで送られてきたその文章を読んで、胸の奥が一瞬ずきりと痛む。
どのタイミングで話せばいいかな。
さすがに、朝から・・・は、やめておいたほうがいいよね。
明日の朝、一緒に登校したときに、部活が終わった後に会えないか聞いてみよう。
そこで、大貴とのことをきちんと話そう。
胸のときめきと痛み。
どちらも抱えた私の胸は、複雑なざわめきを感じ取っていた。
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しぶたにまにあ(プロフ) - キャストとポジションが最高すぎます(^_^)更新待ってます! (2018年2月21日 0時) (レス) id: 9232ad4502 (このIDを非表示/違反報告)
ミスド - キュンキュンします!!最高!!更新頑張ってください!! (2018年2月20日 18時) (レス) id: 2bb8aee70b (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - すごくドキドキしながら読んでます。これからも楽しみにしてます! (2018年2月18日 19時) (レス) id: 9a53dee1e8 (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - この作品すごく読みやすく面白くて好きです!これからも更新頑張って下さい☆ (2018年2月13日 21時) (レス) id: 44fd8f8597 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - すごく続き気になります!更新頑張ってください! (2018年2月7日 18時) (レス) id: 8cb6705672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひなるり | 作成日時:2018年2月4日 12時