青春＝恋の魔法 【名前変換オリジナル】

◆青春＝１０ ページ10

癒生side
　
　
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自分の身長よりも、ちょっと小さいくらいの大きなモップを
　
　
体育館の端から、１年生で一斉にかけ始めた。
　
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胡桃「ねー、癒生」
　
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隣でモップをかけている胡桃がニヤニヤしながら私を突いてきた。
　
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胡桃「今日の見取り稽古のとき、鰺川先輩のこと見てみたっしょ？」
　
　
癒生「うん、見てみたけど…？」
　
　
胡桃「袴の丈、めっちゃめちゃ良くない!?(笑)」
　
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袴の丈…？(笑)
　
　
正直そこまで見てなかった(笑)
　
　
ちっちゃいなぁ、って思ったぐらいだし。
　
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ちょうどすぐ隣に、２年生の男子が防具の片付けをしている。
　
　
モップをかけながら、さりげなく鰺川先輩を探してみる。
　
　
あ、居た。
　
　
鰺川先輩の丈は、床につくかつかないか、すれすれな感じ。
　
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胡桃「もう、ヤバいよねー!!萌えるー(笑)」
　
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はじめて…かも。
　
　
胡桃が、男の人を見て、こんなにも可愛い顔すんの。
　
　
まるで…
　
　
恋する乙女って感じ。
　
　
まだ恋をしたことがない胡桃だから、
　
　
気付いてないかもしれないけど
　
　
恋…
　
　
してるんじゃないかな…？
　
　
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