青春＝恋の魔法 【名前変換オリジナル】

◆青春＝４２ ページ42

癒生side
　
.
　
　
　
.
　
　
　
.
　
胡桃「私、伴奏することになったの!!」
　
　
癒生「おお、頑張ってね(笑)きっと鰺川先輩も熱い眼差しで見てくれるよｗ」
　
.
　
　
　
.
　
　
　
.
　
やめろや〜。なんて笑いながら言ってる胡桃は
　
　
どこか心の片隅で、そう思ってるのだろうと思った(笑)
　
.
　
　
　
.
　
　
　
.
　
伴奏者とか、めっちゃ女の子で、可愛いなぁ。
　
　
その点。あたしはﾋﾟｱﾉとか弾けないし…。
　
　
やっぱ男はそういう人に惹かれるんだろうなぁ、
　
　
なんて、くだらないことをぐだぐだと考えていた。
　
.
　
　
　
.
　
少し憂鬱な気分に浸りながら、自分のﾊﾟｰﾄを歌っていると
　
　
音楽室から、明るいﾒﾛﾃﾞｨｰが流れてきた。
　
　
男女の声が、うまい具合に混ざってて
　
　
耳に心地よい。
　
.
　
　
　
.
　
今日音楽室使うｸﾗｽって、何年生だったっけ。
　
　
合唱としては、そこまでうまくないんだろうけど
　
　
なぜかあたしは好きだった。
　
.
　
　
　
.
　
　
　
.
　
終了のﾁｬｲﾑがなり
　
　
片付けを手伝っていると
　
　
音楽室から人がぞろぞろと出てきた。
　
　
あぁ。２年生だ。
　
.
　
　
　
.
　
　
　
.
　
それとなく、その集団を眺めていると
　
　
一人と目があった。
　
　
新羅先輩だ＿＿
　
.
　
　
　
.
　
　
　
.
　
あー。そういうことか
　
　
なんであの曲に惹きつけられたのか
　
　
なんとなくわかった気がした。
　
.
　
　
　
.
　
　
　
.
　
あたしも負けずに頑張ろう。って
　
　
教室に戻りながら、誓った。
　
.
　
　
　
.

◇青春＝４３→←◇青春＝４１

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す