青春＝恋の魔法【名前変換オリジナル】 (ページ38)

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◆青春＝３８ページ38

癒生side
　
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「次、髙橋だよ」
　
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同い年の男子に言われて、理沙と一緒にｽﾀｰﾄﾗｲﾝまで駆け寄る。
　
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癒生「理沙、誘導よろしくね!!笑」
　
　
理沙「ふふっ(笑)了解!!」
　
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木刀を握ると、手にﾌｨｯﾄした感があって、
　
　
少し緊張気味な心が落ち着く。
　
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木刀を中心に10回回る。
　
　
余裕っしょ、なんてさっきまで笑ってたんだけど。
　
　
結構目回るわ(笑)
　
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理沙の指示を聞こうと、
　
　
耳を澄ますと、一番に聞こえてきたのは
　
　
男子の大群の声(笑)
　
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「まっすぐまっすぐ!!笑」
　
　
「いいよいいよ、いいねぇ～ｗ」
　
　
「おっ、ｽﾄｯﾌﾟ!! さぁ、振るんだ(笑)」
　
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すいかの所にたどり着いたらしいけど…
　
　
一度も理沙の声が聞こえなかったから、逆に心配(笑)
　
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新羅「思いっきり振れ～ｗ」
　
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あ。この声＿＿
　
　
男子が。わーわー言ってても、先輩の声は、あたしの心に真っ直ぐ届いた。
　
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頭上まで木刀を振りかぶり、
　
　
思いっきり面を打つような感じで、振った。
　
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空気を斬った。
　
　
でも、何も当たる感覚はない。
　
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「超惜しい～ｗ」
　
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結果は、惜しかったみたいだけど。
　
　
あたしは結構満足した(笑)
　
　
新羅先輩の指示が、たくさんとんでたから…。
　
　
目隠しの手ぬぐいをとると、視界が明るくなり、ぎんぎんに光る太陽が、
　
　
目に映る。
　
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それと同時に、新羅先輩の、大きな瞳と視線が交差して
　
　
思わず顔をそむけながら、
　
　
先生と胡桃のもとに行った。
　
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