好きなのは君だけだから 。

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健人side







今日は6人でハワイの街に出て
途中 別行動とかして 個々で楽しんできた





そんな俺は Aと行動して
こんなゆっくり買い物とか
したことなかったから最高に楽しかった





みんなでご飯も食べてホテルへ戻る





Aがいないときに
明日のことについて5人で話してて
みんな行ってみたいところとか
バラバラだったから
明日 1日はまた今日みたいに
別行動をとることになった





もちろん俺は Aと一緒だけどね





早くそれを A に伝えないと





他のメンバーが誘っちゃうかもしれないじゃん ？







健 「 A〜 」







そして明日のことを全部 話して
A は特に行きたいとこが
ないらしいから俺がプランを考えることにした





A と行ってみたいところ
たくさんあるんだよね ←





と、そこへ部屋のドアがノックされ
風磨が入ってきた





そしたら Aに用があるとのこと





2人で部屋を出てったけど
嫌な予感しかしないんだよね





でもいくら嫉妬とはいえ
マナーっていうものがあるから
そこは抑えないとね





2人が出て行ってから1時間後





さすがに戻って来てもいい時間







健 「 A 何やってんだよ〜 」







とりあえず部屋から出てあちこち走り回る





でもこのホテルかなり広くて探すのが困難





諦めかけてロビーをたまたま
通ったとき 1人の見慣れた女の子の姿







健 「 あれ…？ 」







あれ A じゃん





やっと見つけた







健 「 Aっ！ 」







走って声をかけると不思議な顔をしてる A







健 「 こんなところで何してんだよ 」





あ 「 ん、あーちょっと考え事？ 笑 」







なんて笑いながら答えてるけど
なんか顔がつらそうだよ ？
俺にはわかる





だから思いきって聞いてみた







健 「 …風磨から何 言われたの？ 」







” 風磨 ” って言葉が出た瞬間
悲しそうな顔をした A







あ 「 あ… 初めてのハワイどう？ とか今日たくさん買い物できた？ とかちょっと話してただけ 」





健 「 …ふーん、そっか 」







今のは絶対 嘘だと思う





なにか隠してるよね





でも今 聞いたら
この関係が崩れてしまいそうで怖かった





だから俺はあえて何も言わない







健 「 てかこんなとこにいないで部屋 戻ろうぜ 」







あ 「 あ、うん そーだね 」







この関係がずっと続くように
A の手をしっかり繋いだ

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