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「今日はありがとう。これ…すごく嬉しかった。大事にするね…」

JN『うん。俺も大事にする。恋人の証。』

ソクジンさんは、ペアリングをネックレスにしてプレゼントしてくれた。

ソクジンさんとお揃いのものを持ってるなんて、初めてた。すごく嬉しい。すごく嬉しいけど…

JN『A？俺は、Aの笑った顔が見たいよ？俺たちは、恋人同士なんだ。幸せなんだよ。』

「ソクジンさん…」

ソクジンさんは、優しく微笑みながらそう言った。

JN『大好きだよ。』

ソクジンさんは、私を優しく抱きしめた。

私も大好きだよ。私もソクジンさんの笑顔を見ていたいよ。

でもね、ソクジンさん…

ソクジンさんの笑った顔も悲しく見えるんだ、、

気づいてないでしょ？

私たち、幸せなのに悲しいんだよ…

神様は、残酷だ。

JN『じゃあね。A。』

「うん。気を付けて帰ってね…明日からもお仕事頑張って。」

JN『ありがとう。Aも勉強頑張るんだよ。』

「ばいばい。」

きっと周りから見れば私たちは、幸せそうなカップル。
私もそう思ってた。きっとこのまま結婚して、幸せに暮らしてくのかなって。

でも、それは、神様が許してくれなかったんだ。