5 ページ6
わいわいと賑わう店内。
だけれど1人だけ誰も呼ばない男がいた。
女が1人近寄ると
「ごめん、俺いいよ」
そう断って店内をただ座ってみるだけ
「そういえば神威様はなぜおひとりなんです?」
仲良くなった れい に聞いてみた。
「あぁ...神威さんはこういう場が嫌いなんですよ」
「そうなんだ...」
「あ!そんなことよりさ、このお酒もういっぱい頂いてもいい?」
「いいですよ、材料が裏にあるのでちょっとだけ席外しますね」
「いってらっしゃい」
私は立ち上がってキッチンへ続く道を歩く。
その道の通りには神威様が座る席がある。
まあ、大丈夫だよね
女に興味無さそうだし
そう思って平然と歩く。
でも
ーー「ねえ君」
「ちょっと話そうよ」
誰に呼ばれたかと思えば私の行く道を塞ぐように
神威様が立っていた。
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真由(プロフ) - すみません。気になったのですが、3話め神威の髪はオレンジではなくサーモンピンクですよ。 (2018年3月21日 19時) (レス) id: efeb5e493c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kentsina51 | 作成日時:2018年3月20日 19時