今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:24,813 hit
小｜中｜大
013 ページ13
.
「 藤井さん、嘘つきましたね！？ 」
放課後、絶対に誰にも見られないカフェにこっそり藤井さんを呼び出した。
「 ふふ、バレた？ 」
「 バレた？って何ですか！もう… 向井さんから妬まれる… しかもホテル行ったとか！ 」
「 高校生の恋人同士やったら、そーゆーことやってやるやろ。 」
「 あーっ！もう！嘘つき！ 」
すると藤井さんは怪しげな笑みを浮かべた。
「 俺を嘘つきじゃなくする方法、教えたろか？ 」
「 だって、藤井さん、もう嘘ついたんですから取り返しつきませんよ。 」
「 実行すればええやろ？ほんまに付き合って、ほんまにホテル行けば。 」
「 何言ってるんですか！？もう… 」
訳の分からない言葉を淡々と並べる藤井さん。
「 だって俺、お前の事、ほんまに好きやで？ 」
恥ずかしげもなく普通にいう藤井さん。
「 もう、何言ってるんですか。 」
すると藤井さんは突然唇を私の唇に重ねた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 295人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紬 | 作成日時：2019年8月6日 20時
