□ an・an (２) □ ページ25
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スタジオに向かうと、
そこには シャワーのセット があった。
最初っからレベル高ない？？
ス 「 重岡さん入られまーす！！ 」
… 最初のお相手は しげ。
想像はしてたけど、かなり… うん。
スケスケビッグ白シャツに 黒いズボン。
言うのも恥ずかしいけど、カッコええで。
しげ、いつもあんなんやけど カラダとか男らしいからな。
ス 「 では、今から弱いシャワーを出すので好きなようによろしくお願いします 」
好きなようにって…
バリ むずいやんっ！！！！！！！！！
重岡 「 なぁ、どうする？ 」
東雲 「 分からん、こっちが聞きたい 」
すると シャワーから水が出てきた。
その瞬間、
しげに抱き寄せられた。
水で張り付いた シャツから透けて見える肌が
男らしくて ドキッ、としちゃったり。
重岡 「 俺にされるがままでええよ。」
東雲 「っ、うん。」
そして またしげと密着して
撮影を進めた。かなり 恥ずかしいけど。
ス 「 んーとね、重岡くん、もうちょっとSっぽく行こう！」
重岡 「 Sっぽくって何すか！？」
ス 「 二人が良かったら キスとかも欲しいかな！」
キス… とは。
しげもめっちゃ戸惑ってて、頬は少し赤く染まっている。
私は少し背伸びして 唇にそっと自分の唇を重ねた。
しげは驚いていたけど、
私の肩に手を回して ちょっぴり濃厚なキスをしてきた。
これくらいなら、事務所も許してくれるよね。
今のでも だいぶ恥ずかしかったけどね。
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作者名：紬 | 作成日時：2019年8月24日 22時
