第60話 ページ10
貴方side
『…ぁ、…影、山くん…?』
なんだか、思い詰めてる顔してるけど…
大丈夫かな?
影「……こと、………した、?」
『…え?なんて?』
影「…俺のこと、嫌いになりました、?」
『…????ん?…なぜ?』
影「…いや、だって、さっき…」
『あぁ、さっきの事?だいじょーぶ。全然気にしてないよ』
影「…!…よかったっす…」
ふふ、影山くんも可愛いところあるなぁ。
影「白布さん。今日はありがとうございました。」
『あ、うん。もうこんな時間か。お疲れ様。また明日ね』
影「うっす。」
_________
『ふぅ、…あ、古森くん』
部屋に戻ると、その中には古森くんしか居なかった。
古「あ、白布さん。お疲れ様。」
『うん。おつかれさま。』
古「白布さん、この前の合宿の時、聖臣と仲良くなったの?」
『え?…うん、まあ。僕は少なくとも思ってるかな。聖臣くんがどう思ってるかは分からないけど。』
古「…多分、聖臣も友達だと思ってるんじゃない?」
『えへへ、そうかなぁ』
古「ふふ、可愛い。」
『へ?』
古「ううん、なんでもない。」
『そういえば、他のみんなはどこに?』
古「んー?…さあ?」
『?知らないの?』
古「さあ?」
『え、古森くん、』
古「それだよ、そーれ。」
古森くんはそう言って僕の唇に手を添えた。
『…へ、…?えっ、と、そ、それって…?』
古「その古森くんっての。」
『え、っと、古森くんって、呼ばないでって言う、話?』
古「ん、それ。」
『ええっと、…じゃあ……(古森、さん…では無いよな…)』
『元也くん、?でいいのかな。』
古「うん。というかさ、いつも名前呼びで呼んでって言われてそんな反応してるの?疲れない?」
『そ、それもそうだね…次から言われた時におどおどしない様に頑張るよ…』
古「うん。がんばれ。」
『…元也くんてさ、前から思ってたけど紳士だよね』
古「……そういう白布さんは人たらしだよね。」
『ありがとう?』
古「褒めてないよー」
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翡翠** - こんにちは!続編…やっぱし神様ですね。こっちも応援しやす! (2021年12月28日 17時) (レス) id: 2b500e79f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緑 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/momiji81945
作成日時:2021年12月27日 9時