ネコマの男の娘２[BL]

番外編8 ページ22

角「…ん？？？？え、待って？あれ…」


角「あのジェットコースターの頂上にいるのって…白布さん達じゃね…？？？」


侑/治「「えっ」」


黒/孤「「えっ」」






侑/治「「なっ、なんでやねんっっっっ！！！！」」


黒/孤「「ぎゃぁぁぁぁぁぁああああ！！」」


『ふっふー！エアリーー！』


角「カオス…」






＿＿＿＿＿＿＿＿＿
貴方side



『はぁーっ！楽しかったねー』


侑「なんで！？なんで俺たちを置いてったんや！」


侑くんこんなに叫んで人の目が気にならないのかな？


北「侑うるさいで」






侑「ﾋｴｯ…す、すんません…」


『あー…なんかごめん？』


だって侑くんたちだけで内緒話してたから邪魔しちゃ悪いかな？って。


黒「まあまあ、そんなに気を落とすなよーミヤアツムくん？」






侑「なにをぉ…っ！」


北「侑、ムキになんな」


孤「…クロも煽んなし…面倒になる」


『保護者いっぱいだね』






角「ね、白布さんさ、幽霊とか得意？」


『えぇ…ちょっと…苦手、カモ…』


角「…じゃ一緒に行こうよ」


『…？どこに？』






角「お化け屋敷」


『ええっ…じゃあの意味がわかんないんだけども。』


角「俺と一緒に行けば怖くないでしょ？」


『ナゾすぎる』






角「じゃあ白布さんは俺と一緒に行くの、いや？」


『そうじゃないけど』


角「じゃいこ」


北「お化け屋敷行くんか」






貴/角「「うおっっ」」


角「き、北さん…びびった…」


『は、あ、あっ、と北さんか…びっくりした…』


北「おん」






『あ、北さんとならだいぶ心強いかも』


角「え」


『北さんきますか？』


北「お化け屋敷行ったことないから行ってみたいわ」




『じゃ、決まりですね！』


北「おん、よろしゅう」


角「(まさかの北さん…なんかなぁ…やりづらいなぁ…)」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿


北「…入ってしもたけど、アイツら置いてきてよかったんか…今になって心配になってきた」


『ま、あっちにも3年は、一応いますし』


角「一応って」


『にしても…めっちゃ雰囲気ありますね…』






北「せやな」


角「白布さん、怖い？」


『え、あ…ちょっとだけ』


北「？大丈夫か？手繋ごか？」




『うぅ…お願いします…』


角「(なっ！？…北さん…無自覚なんだろうけど)」


北「はは、自分震えすぎやろ手冷たいし」


『す、すみません』


北「ええよ、別に」


角「(…俺めっちゃ蚊帳の外なんすけど…！！！)」

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