第65話 ページ16
貴方side
まあ色々あった合宿も終わり、みんなはそれぞれの方向へ帰っていった
帰る場所が違っても、これから目指す所は皆んな同じ…
春高、優勝。
ま、その前に色々やりたい事が僕にはあるけどね
『と、いうことで!白布A!無事帰還してきました!』
全員「おかえり!/なさい!」
黒「おう、どうだったよ合宿。」
『うん、まあ色々あったよ』
孤「誰かになんかされてない…?」
『大丈夫だったよ』
灰「センパイ!早く練習しましょうよー!」
『はいはい後でね』
夜「なあA、強そうなやつ居たか?」
『いっぱい居ましたよー』
海「まあまあ、みんなAの事休ませてやれよ」
『あ、大丈夫ですよ。ありがとうございます、海さん。』
今日もAは大人気。
『うん、でも…もう春高なんだね。』
黒「ああ。」
『アレ、ゴミ捨て場の決戦、出来るといいな』
黒「できるよ」
『え?』
黒「ん、?あ、いや根拠はねえけどな」
『なにそれ』
黒「根拠はねえけど、信じてっから。」
『…ふふ』
黒「…んだよ」
『なんでも?ま、それに研磨も楽しみにしてそうだしね』
孤「…そんなふうに見える…?」
『見える』
灰「ねーえーセンパイーー早く練習しましょうよーー」
『よく言うねー灰羽くんのくせに』
灰「なっ!?それってどういう意味っすか!?」
____________
まあそんなこんなで春高始まって、負けました。
烏野に負けた
それで充分だ、とは言わないけど、
でも、楽しかった。
悔しいけど、強かった。
僕たちはまだ来年があるけど…
クロ達は…今年で終わりなんだ。
…なんてね☆
全然悲しくもない。
なんか…全然平気だ。
クロが卒業することに関しては。
夜久さんとか海さんが卒業するのは普通に泣く。
『ううっ…や、くさぁん!かいさんん…!!!』
夜「おうおう、泣くなって。死ぬわけじゃないんだから」
海「でも、後輩にここまで泣かれると逆に嬉しいな」
黒「つ、ついにAが、俺の為に泣く日が…!」
『いや、クロの為には一生泣いてやらん』
黒「なんだとコノヤロ…!」
『だって…別に…クロは卒業しても…会えるし』
黒「…A…!!!」
『…じゃ、先輩方。今までありがとうございました…!』
部員「「ありがとうございました!!!」」
100人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翡翠** - こんにちは!続編…やっぱし神様ですね。こっちも応援しやす! (2021年12月28日 17時) (レス) id: 2b500e79f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:緑 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/momiji81945
作成日時:2021年12月27日 9時