第27話 ページ27
佐久早side
他の奴らが入ってくる前に、先に古森と風呂に入る。
古「いやー、つかさ、ここのマネ可愛い子多くねー？」
佐「しらねぇ。興味ねえ」
古「聖臣は気になる子とかいねぇの？」
佐「(コイツ人の話聞いてねえな…)」
気になる子…か、
少し考え込んでると従兄弟である古森はすぐ気づいてしまう。
古「その反応は…居るんだな？」
佐「…否定は、しない」
古「…！ふ、あははは！否定はしないって、ふふっは、」
佐「うるせぇ」
古「で、それ誰なの？」
佐「…し、」
古「し？」
佐「白布、」
古「…ぇ」
佐「白布A、」
古「え、白布さんって、音駒の、あの？」
俺はコクリとだけ頷く。
そもそも、誰かを好きになるなんて俺には初めての事で。
しかも、その初恋の相手が男。
普通なら引かれる。
古「ふーん？白布さんか、確かにあの人良い人だしなー」
でも、コイツは違った。
佐「引かないのか？」
古「引く？何で？俺が聖臣に？まさか。」
佐「…そうか」
古「つーか、それ、本人に言ったら？」
…は？何を言ってるんだコイツは
古「だって、もう会えないかもしれないんだぞ？」
佐「…それは、そうだけど」
古「聖臣が初めて好きになった相手だから、応援したいんだよ！」
ニカッ、と笑ってそう言った。
佐「…ありがとう」
古「！お安い御用！」
そう話してると、風呂場の扉が開く。
『ぁ、佐久早くん、それと、…あと、えっと』
古「あ、どうも〜俺古森って言います」
そう言って挨拶をしあう2人を眺めていた。
何故か、鼓動が早まる。焦ってるんだ。
古「…お、み、聖臣！」
佐「！？」
古「聞いてるかー？」
どうやら、2人は話終わったらしく、白布は目の前から消えていた。
古「いやー、ほんといい子だねー」
佐「…」
古「そう起こった顔すんなって。」
佐「してない」
古「してる。ずっとしてた。」
佐「…」
古「俺もさ、」
佐「…？」
古森の言葉を待つ。
古「俺もさ、白布さんの事好きだわ」
佐「…は、」
突然の言葉に驚く。
古「ま、でも応援するってさっき言ったから、今日は協力する。」
そう言いながら、古森は湯船から出て行く。
古「、でも明日からはどうかな、」
そう言った古森について行くように俺も湯船から出た。
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龍弥 - 滅茶さんの存在を忘れていた← (2022年6月27日 9時) (
レス) @page50 id: fcd8ac32bf (このIDを非表示/違反報告)
緑(プロフ) - 翡翠**さん» えぇ、…何を言っておられる？こちらの方が感謝ですよね。ハイ。翡翠さんや、この作品を読んで下さる方々のおかげで順位も更新できました！ありがとうございます。 (2021年12月26日 10時) (レス) id: 3efd7defcd (このIDを非表示/違反報告)
翡翠** - おぐぅっ……ｸﾛｵさんっ、、、死んで、まうやろっ…更新ありがとうございます感謝感謝感謝です。では死んできますゝ (2021年12月25日 21時) (レス) @page49 id: 7e3a50eeb9 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠** - いや、神作ですよ？更新楽しみにしてますね。 (2021年12月24日 16時) (レス) @page19 id: 7e3a50eeb9 (このIDを非表示/違反報告)
緑(プロフ) - 翡翠**さん» わぁ…こんな作品をこんなにも褒めてくださる方がいらっしゃるなんて…！大感激デス！あばばば（困惑）翡翠さんのおかげでモチベ上がりました！更新がんばろっと (2021年12月23日 7時) (レス) id: 3efd7defcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/momiji81945
作成日時：2021年6月19日 16時
