ネコマの男の娘[BL]

第15話 ページ15

試合開始


侑「(ん…？Aがベンチに下げられてる…？まさか怪我か！？)」


『とか、思ってそうだなー。侑くん。』


芝「？どうかしましたか?白布先輩。」


『んー?なんでもー？』









まぁ、ただ単に10番の動きを見てるだけだけど。


1セット…も、あれば充分か。


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『…猫又先生』


猫「いけるかい?」


山「おうA！頑張れよ！」


『はいはーい。りょーかい』









黒「もうできたのかよ?」


孤「いつもより早いね。」


『まあねー。センスの問題じゃなーい?』


相手サーブを取って攻撃体勢に入る。









『研磨っ』


トスが上がり僕も跳ぶ。


ブロック2枚付いてきたか。


さぁて、どこに打ち分けるか。









『よっ、と』


稲荷崎「！？！？！？」


角「！？」


地面に球が落ちる。









『いぇーい』


黒「やべーなお前」


孤「ほんと敵じゃなくて良かった。」


夜「おい本人もうちょい喜べよ(笑)」









『エェー喜んでるじゃないですか』


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試合終了


稲荷崎− 音駒
2 - 1


勝者校：稲荷崎高校









『うーん…勝てると思ったんだけどな』


孤「ま、しょうがないでしょ。」


『大体の事はそれで解決できてしまう。』


孤「ねぇ、A、あの人、」









研磨にそう言われて気付いたらそこには稲荷崎の10番くんが居た。


黒「おーい、研磨！ちょっとこっち来い。先生が呼んでる」


孤「うん。」


『いってらっしゃーい。』









角「…あのさ、」


『はい？』


えっとーーー…確か、この人の名前は…


さっき侑くんから教えてもらった…









角「…えっと『角名倫太郎くん！』


角「なぁに?」


『あ、ゴメン。気にしないで。』


角「やっと二人きり。」


『え?』









角「さっき試合ン時、俺の動き、真似してくれたでしょ」


『あ、うん。いや、だった…？』


角「全然。寧ろ、俺のこと見てくれてたんだ。」


『えっ』









角「俺もさ、あん時からずっと白布さんの事見てたんだよ?」


『えあ、い、やえっと…』


角名くんてこんな感じの人だったんだ。


角「ね、運命感じない?」









『…！？』


角「ね、白布さん」


侑「あー！！角名ー！何やっとんねん！」


『あ、侑くん…』

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