険悪 、3 ページ7
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眠れなくても朝はやってくる。
風磨くんと喧嘩…というか
ちょっと険悪な雰囲気になった昨日。
お皿も割ったし言いたいことも言えないし
せっかくの風磨くんのオフも中島さんに取られるし
泣きはらしたせいで目は腫れるし。。
風磨くんと一緒に過ごしたいけど
どこでも楽しいって思ってるから、
週刊誌とかに取られるのが嫌だから
わざわざ外出しなくても
おうちでまったりしてるのが1番かな、
って風磨くんに伝えたいのに。
楽しそうに行きたいところを探す風磨くんに
そんなこと言えなくて。
きっと…いや、たぶんだけど
風磨くんはわたしの伝えたいこと気づいてると思う。
勘の鋭い人だからね、
風磨くんは頭がいいし慣れてるからさ
ぜーーーーーったい気づいてる!
だけどあえてぶつかるようにしてる。
わたしと前に進むために。
こういうチャンス、きっと今までにも
何回もあったはずだけど
そのたびに風磨くんも我慢してたんだよね
わたしが争うのを嫌うから。
それでも前に進むために
わたしにまた仕掛けてきてくれるから
そろそろわたしも逃げちゃダメだよね。
前に進む決心をした時にはもう
窓から差し込む光が眩しかった。
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作者名:なぴ!!! | 作成日時:2017年2月11日 20時