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幸せ 、１ ページ1
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「 おっっっもい！！！」
荷物を入れすぎて少し歪んでる
茶色い段ボール箱を持って
思わず声が漏れる。
何が入ってんの、ってくらい
重すぎてだんだんイライラしてきた。
これは風磨くんの荷物。
付き合ったことをきっかけに
わたしの家で同棲することになった。
恋人で同棲っていうと、
男性の家に彼女が転がり込むことが
きっと一般的だと思うんだけど。
ていうかわたしたちも
そうするつもりだったのに…なのに。
「 絶対譲らない、このソファーに座りたい 」
「 俺が転がり込む！この家に！！！」
って小学生みたいにうるさい人がいまして。
結局わたしの家に、
二人で住むことになった。
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作者名：なぴ！！！ | 作成日時：2017年2月11日 20時
