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サヤカの指差した方を見ると
そこには、
仲よさそうに会話している
風磨と 同じクラスの ミコちゃん。
「 いいのー?あんな仲よさそうにしてるけど」
わたしが嫉妬深いのを知ってて
風磨が女の子と絡んでるといつもいつも
わたしに教えてくれてたサヤカ。
いつもならそれをみて、
風磨のとこ行って自分と話すように促すのに。
わたしは、もう彼女ではない。
心の中に沸々と沸き上がる
ドロドロした感情を押し殺して。
わたしはサヤカに言った。
「 もう…関係ないの、 」
「 え? 」
「 別れたんだよね、昨日 」
わたしが風磨と別れたことを言ったら
サヤカは見たことのないような顔で驚いてた。
わたしだって
わたしだってまだ…
まだ、振り切ったわけじゃない。
振り切れるわけがない、
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作者名:なぴ!!! | 作成日時:2017年2月9日 15時