淳太くん。

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「ほら、A着いたで」


「んぅ、やだぁ」




「子供みたいなこと言わんで」









ほら、って立たされる


淳太くんに会ったらどーすんのさ









いや、どーするもこーするもないか


だって私、嫌われてるもん









「もー、Aの部屋どこ」


「ん、智ちゃんっ」









「こらこら、そんなんして淳太くんに見られたらどーすんの」


「別にいいもん」









「あの、俺のこと、ですか」


「え？あ、中間さんですかね？」


「そうです」









うわぁ、淳太くんだ


なんか久々に見たかも









「Aの部屋知ってますか？」


「あ、じゃあ俺連れて行きますよ」







「ほんまですか？ほんならお願いします」









なんて私を淳太くんにおぶらせようとするから









「や、やだっ、智ちゃんっ」


「A、いつまでもそないなことしてたらあかんで」







「ほんならお願いします」

「はい」









って、智ちゃんスタスタ帰っちゃった



気まずい、









「A、」


「やだやだ、帰るっ」




「1人で行けへんやろ、」


「行けるもん、ついてこないで」









「こっち向けって」


「やだやだやだ！ぐずっ」









優しくするな、ばか









「行くで」









私の部屋じゃなくて


淳太くんの部屋へと連れて行かれた

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