21話 ページ23
やっと、廉を見つけた。
「廉！！！！！」
そう言った、うちに気づいた廉はまた逃げようとしたからうちは廉の手を掴んだ。
ガシッ。
「廉…、お願い。うちの話くらい、聞いてや…。」
廉「…わかった。」
うちは、一呼吸を終えて話した。
「廉、うちな。最初は廉のこと大っ嫌いやってん。」
廉「……」
「でもな、廉と一緒におるうちに、悪くはないなって思えた。」
「だからな、うちは、廉に笑顔になってほしいねん。」
「どんなに辛い過去でも、うちが励ましたる。絶対！！…やからさ、話してくれへん？廉の過去。」
「うちは、廉を助けたいねん。笑顔になってほしいねん。お願い…。廉…。」
どうか…、どうか、この思い。
伝わって…！
廉「わかった。」
廉「俺な、あいつ…北川姫香と付き合っててん。でな、当初俺はまだ子供やったからいろんな人と付き合っててん。」
1つ1つの廉の言葉に傷つく。
なぜか、胸が痛くなる。
なんでやろ？
廉「でな、それをあいつに知られてしまってん。そしたら、あいつは俺をめちゃくちゃにした。いや、正確に言ったら、俺の大切な人をめちゃくちゃにした。」
ズキンッ、ズキンッと心が痛む。
廉「それで、引っ越しするって言われたのを都合よくして俺はあいつから逃げたんや…。」
廉はの目には涙が溜まっていて、悲しみで溢れかえっていた。
廉「やのに…あいつは…また。ッ…。怖いねん…。また、あいつに縛られると思う怖い…。」
廉「な？俺、本間はこんな弱いただの小さい男やねん…。これで、気い済んだ？もう、話しええやろ？…ってなんで泣いてんの？」
「廉…ごめん、なぁ。今まで、気づいてあげれへんくて。本間…ご、めん。」
廉の頬には涙が伝っていた。
廉「(人1)…、ありがとう。」
「お、おん！でも、ちゃんとけじめは付けや。」
廉「わかっとるわ、バーカ。」
あ、いつもの廉や。
「バカってなんやねん、バカって！」
廉「そのまんまですけど？笑笑」
「あーもー、ムカつく！笑笑」
よかった。
廉…、笑顔や。
ホンマによかった。
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ぷーたん(プロフ) - ありがとうございます！！ひらのん出しますね♪続編の方もよろしくです！ (2014年8月16日 23時) (
レス) id: 8f0da098b2 (このIDを非表示/違反報告)
あゆな３ - 紫耀くん好きなんでたくさん出番出してください(-^〇^-)とっってもおもろいです頑張って下さいo(^-^)o応援してます(^○^) (2014年8月16日 21時) (レス) id: 8683e7ad2b (このIDを非表示/違反報告)
ぷーたん(プロフ) - 平野@ほのか?さん» ありがとうございます！関西人じゃなくても大歓迎ですよー！よろしくです♪ (2014年8月4日 16時) (レス) id: 8f0da098b2 (このIDを非表示/違反報告)
平野@ほのか?(プロフ) - とっても面白いですね！関西人じゃないんですけど…よろしくです！ (2014年8月4日 15時) (レス) id: 2d5a36d4fc (このIDを非表示/違反報告)
ぷーたん(プロフ) - ぷりっつさん» ありがとうございます！おぉ！！関西人！！仲間ですね〜♪仲良くしましょっ！ (2014年7月27日 21時) (レス) id: e5b4c39174 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷーたん
| 作成日時：2014年5月27日 22時
