お姫様と王子様°Nozomu°

姫と王子 38 ページ38

翌日。









「いってきま-す。」






重岡「いってらっしゃい。 頑張ってくるんやぞ-!!!」







「だから、告らないってば!!!」







小瀧「え、(人1)、誰かに告るん？」









「だから、告らないって…えぇぇぇぇえ?!!!」









小瀧「なぁ、どうなん？てか、好きな奴おるん？」









食い気味に聞いてくる小瀧。









「ま、まぁ…。」









小瀧「誰？」









君だよ、君。









なんて、言えたらな。









「それは教えれない。」









小瀧「ふ-ん。」







小瀧「ってか、さっきの男誰？まさか、あいつか？」









「な訳ないでしょ。しげくんって言って幼馴染。」









小瀧「な-んや、幼馴染かぁ。」









ホッとしたように言う小瀧。







それは、期待していいってこと？









なぁ、しげくん。








やっぱり、今日告るかもしれないわ。

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